2006年1月11日。台北。
日本での外国映画(とくにアメリカ映画)のタイトルは、だいたいオリジナルのカタカナ訳が多い。
「ミリオンダラーべイビー」「ザ・インタープリター」など。ちょっと古いのでは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」などあったりして。台湾の場合も、もちろんカタカナはないので、発音に似た漢字を当てるか、意味をくんで、つけているようだ。
キング・コングは「金剛」だ。女優のダイアン・キートンは「黛安基頓」といった具合。言われてみれば、分かるが、英語のオリジナルの説明がないポスターなどでは、なんだか一苦労している。ポスターで顔写真が出ていれば、分かるが。
ついでに言えば、ソニーは「新力」でなんとなく、新しいパワーというイメージ。
ヤマハは「山葉」で、日本語の発音に習っている。ちょっと外れるが、ガソリンスタンドは「加油」帖で「がんばって!」が「加油!」(チャイヨ!)というのが気に入っている。(時々落ち込んだときの自分自身に)加油!加油!と言って励ますのであった。
日本のテレビで人気となった「ゴクセン」が連日、台湾で放送されているが、仲間・先生が生徒に向かって「ファイト!」というせりふに「加油!」という字幕がありました。勢いをつけて発音すれば、まったく同じ意味のようです。
この記事には、「油」は必要だ。
ガソリンスタンド(「加油」)で、給油しないと・・・笑。