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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「グレムリン」(1984) 製作スティーブン・スピルバーグ。</span>



グレムリン」(原題:Gremlins1984)を見た。
キモそうな動物のポスターをよく目にしていたが、子供向けドタバタ映画と思い見逃していた。

グレムリン」の広東語題は「小魔怪」のことで「魔怪」は妖怪意味。小魔怪は、広東語モグワイ」と発音されるので、映画の中でなぜモグワイと言われているかがわかる。
 
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クリスマスの夜を舞台に、チャイナタウンから持ち込まれた可愛らしい生物が、決して犯してはならない約束を破り凶暴な怪物に変身し、街を騒乱の渦に追い込むブラックの効いたモンスター・コメディ
 
製作は、名監督のステーブン・スピルバーグ監督はラニ」「インナースペースジョー・ダンテ。脚本には後にホーム・アローン」「ハリー・ポッターと賢者の石を監督するクリス・コロンバスが担当。オープニングのチャイナタウンの町の広場はバック・トゥ・ザ・フューチャーと同じセットを使用している
 
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発明家のランダル・ペルツァー(ホイト・アクストン)は息子ビリー・ペルツァー(ザック・ギャリガン)へのクリスマスプレゼントを探しに、チャイナタウンを歩いてた。
 
とある骨董屋で商品を物色していると、見たこともない生き物に出会い、ランダルはすっかり気に入ってしま。売ってほしいと店主に頼むものの、「モグワイは売り物ではない」と断られ。しかし、ランダルは店主の孫からモグワイを買い取ることに成功する。孫によると、店は経済的に困窮しているので、本当は売りたいのだと、こっそり売ってくれたのだった。


                        モグワイ

自宅に戻ったランダルは息子のビリーにモグワイをプレゼントする
そして店主の孫から言われた、モグワイを育てていくうえで守らなければないない3つの決まりをビリーに告げ

それは「水に濡らしてはいけない」「太陽の光に当ててはいけない」「真夜中を過ぎて餌を与えてはいけない」というもの。不思議な決まりごとが、ビリーは承諾し、モグワイに「ギズモ」と名付けて可愛がるようにな
 
ある日、ビリーの友達が遊びに来て、うっかりギズモに水をかけてしま
するとギズモに気泡ができ、そこが膨らんではじけ、玉が5個転がり出

その玉は5匹のモグワイになり、ビリーは新たにモグワイを手に入れた。
水がかかるとモグワイは増えるという秘密があったの。新しく生まれたうちの1匹に頭の毛が白いモグワイがいて、ストライプと名付けられ


                 グレムリンのリーダー格ストライプ

ストライプたちは真夜中を過ぎているのに餌を欲しが
時計が止まっていることに気付いていないビリーは、真夜中を過ぎていることを知らず、ストライプたちに餌を与えてしま。すると餌を食べたモグワイたちはさなぎを経て、恐ろしい怪物グレムリンに変身してしま
 
醜悪な怪物のグレムリンたちはストライプをリーダーに、プールへ飛び込み、大繁殖する。彼らは、除雪車で家に突っ込だり、椅子に乗ったおばあさんを家から吹き飛ばしたりと、悪戯をするようにな

信号に悪戯をして追突事故を起こさせたり、バーで酔っ払い、大騒ぎするグレムリンたちもいた。彼らに占領された小さな町はパニックに包まれ

グレムリンはビリーの母親リン(フランシス・リー・マッケイン)にも襲いかか
リンはミキサーに顔を入れているグレムリンを、スイッチを入れてグチャグチャにしてしまう


                        ストライプと戦う母親が凄まじい。

また他のグレムリンが投げてくる皿を、お盆を盾にしながら防ぎ、包丁でメッタ刺しに。最後の一匹はレンジに入れて爆発させてしまこの時の母親の形相と、そのパワーが凄まじく笑わせる。
 
大騒ぎしていたグレムリンたちはディズニー映画白雪姫を見るために映画館に集ま。彼らが映画に集中している隙にビリーと恋人のケイト・ベリンジャー(フィービー・ケイツ)はボイラーのガス栓をあけて火を放ち、映画館を爆発させた。グレムリンたちは、ストライプを残して一気にやられてしまう。
 
生き残ったストライプは百貨店に逃げ込み、ビリー、ギズモ、ケイトはそのあとを追いかけ。チェーンソーを持ったストライプが襲いかかってくるのをビリーがバットで受け止める

また水で増殖しようとするストライプをやっつけるために太陽の光を浴びせようとギズモ頑張る最後ギズモストライプに太陽の光を浴びせることに成功し、ストライプは死んでしま
 
グレムリンたちを退治し、平穏が戻った町にチャイナタウンの骨董屋の店主が現れ。そして「モグワイは特別な生物で、飼うのは大変な責任を負う。おまえさんたちはまだまだだ」と言い、ギズモをつれて去っていく。

しかし「いつか君たちにもモグワイを飼う資格がくる」とも言い残す。
ビリーとギズモの間には確かな友情が芽生えていたので、いつかそんな日がくるかもしれない・・・という余韻を残す。
 
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骨董品店の老人・ウイングが飼っていたモグワイと呼ばれる猿のようなハムスターのような奇妙な生物。ずんぐりとした胴体に短い四肢が生えたぬいぐるみのような容姿。

直立歩行ができ、大きな目と耳を持つ。食性は雑食で人間と同じものを食べ
骨董品屋にいたオリジナルのモグワイは「ギズモ」と呼ばれ、人間によくしつけられているため、大人しく優しい性格。他のモグワイたちがビリーを騙してチキンを食べている時も、しつけの成果か食べようとしなかったほどの理性的。

TVを見るのが好きですぐ影響されやすいところもある劇中でトランペットを演奏するなど豊かな感性を持っている。
 
温厚で人懐っこいためか、他の無軌道なモグワイからはいじめられる。
しかし、非力ながらも理不尽に屈しない勇気を持っており、新しい飼い主・ビリーとすぐ親友になり、彼と共にグレムリン鎮圧に協力する。
 
水をかけられて分裂したモグワイのリーダー格でラスボスが「ストライプ
名前の由来は頭の毛並みが縦縞=ストライプに見えるから。いたずら好きの悪ガキでずる賢く、グレムリン小魔怪と化してからは人間をも超えた凶暴性も獲得。
 
モグワイ」を所有していた中国人の老人がは「モグワイ」を飼育するには、3つのことを守らなければならないという。「光を当てない」「水をかけない」「夜中の12時過ぎには餌をやらない」。これを破ると、大変なことになるというわけだ。
 
この映画では、置時計が止まっていて、夜中の零時過ぎに食事をとったモグワイが変身した怪物グレムリン」になって大騒動となる。

モフモフしたモグワイとは打って変わって爬虫類か両生類のような不気味な質感の皮膚に細い瞳孔の瞳、小柄だが細長く引き締まった筋肉質の体躯を獲得し、その姿は完全に翼の無い小悪魔である。

カメラのフラッシュや直射日光に当たると、怯(ひる)んで弱体化する。
主人公ビリーの母親が、包丁を両手に持って、グレムリンと戦う姿が必見の凄さ。
 
★★

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