
ことしも映画を彩った俳優、監督が惜しまれてこの世を去りました。ロバート・レッドフォード、クラウディア・カルディナーレ、ブリジット・バルドーなど映画史に残るビッグネームがいなくなりさびしくなります。この3人の頭文字は「RR」「CC」「BB」。
【追悼】2025年に亡くなった俳優、監督たち。
■監督デヴィッド・リンチ(78)…1月16日
ドラマ「ツイン・ピークス」シリーズや、映画「エレファント・マン」「マルホランド・ドライブ」などで知られる鬼才で主な作品は「イレイザーヘッド」(1976)「エレファント・マン」(1980)「ブルーベルベット」(1986)「ワイルド・アット・ハート」(1990)「ロスト・ハイウェイ」(1997)ストレイト・ストーリー」(1999)「マルホランド・ドライブ」(2001)「インランド・エンパイア」(2006)など。
■俳優ジーン・ハックマン(95)…2月26日
なんといっても映画「フレンチ・コネクション」シリーズのポパイ刑事役。「ミシシッピ・バーニング」「許されざる者」などで知られる名優。
■監督・篠田正浩(94)…3月25日
「心中天網島」「鑓(やり)の権三(ごんざ)」などで高い評価を得た。2003年の「スパイ・ゾルゲ」を最後に監督引退。妻は岩下志麻。
■俳優ヴァル・キルマー(65)…4月1日
映画「トップガン」で、トム・クルーズの名ライバルのアイスマン役。2022年には「トップガン マーヴェリック」でアイスマン役を、AIで声を復元する技術によって再演。これが遺作となった。
■俳優テレンス・スタンプ(87)…8月17日
イギリスの俳優で「コレクター」「テオレマ」「スーパーマン」シリーズ、「ウォール街」「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」「イエスマン “YES”は人生のパスワード」「ワルキューレ」「ビッグ・アイズ」などに出演。「ラストナイト・イン・ソーホー(2021)が遺作となった。個性の強い性格俳優だった。
■俳優・監督ロバート・レッドフォード(89)… 9月16日
二枚目俳優として「明日に向かって撃て!」「追憶」「スティング」「大統領の陰謀」などに主演、アラン・ドロンとともに人気を博した。「普通の人々」で米アカデミー賞監督賞を受賞。1981年に独立系映画の作り手を育成する「サンダンス・インスティテュート」を創設、併せて「サンダンス映画祭」を主催し、多くの新しい才能を世に送り出した。
■女優クラウディア・カルディナーレ(87)…9月23日

「刑事」「ブーベの恋人」「山猫」「81/2」「ウエスタン」「赤いテント」「華麗なる対決」などに出演。MM(マリリン・モンロー)、BB(ブリジット・バルドー)らとともにCCとして親しまれたイタリアを代表する女優。
■女優ダイアン・キートン(79)…10月11日
「ゴッドファーザー」「アニー・ホール」「恋愛適齢期」などに出演し、晩年まで作品に出続けた。ウディ・アレン作品で特に注目された。
■俳優ビョルン・アンドレセン(70)…10月25日
なんといっても「ベニスに死す」の美貌の少年役。2019年のホラー映画「ミッドサマー」にも出演。
■名優仲代達矢(92)…11月8日
日本映画界の重鎮で「人間の條件」「用心棒」「椿三十郎」「天国と地獄」「影武者」「乱」など昭和を代表する名画の数々に出演し、主宰する無名塾で役所広司を始めとする後進の育成にも務めた。
■監督・原田眞人(76)…12月8日
仲代達矢も出演した映画「金融腐蝕列島 呪縛」や「クライマーズ・ハイ」などの社会派作品を手がけた。「日本のいちばん長い日(2015)「関ヶ原」(2017)「検察側の罪人」(2018)「燃えよ剣(2021)「ヘルドッグス」(2022)「BAD LANDS バッド・ランズ」(2023、遺作)
■監督ロブ・ライナー(78)…12月14日
青春映画の金字塔「スタンド・バイ・ミー」や、「恋人たちの予感」、ホラー映画の傑作「ミザリー」で知られる。死因は衝撃。
■女優ブリジット・バルドー(91)… 12月27日
「素直な悪女」「軽蔑」などで小悪魔女優と呼ばれ、1950年代~60年代にかけて「べべ(BB)」の愛称で親しまれたフランスを代表する女優。主な作品には「裸で御免なさい」「世にも怪奇な物語」「ラムの大通り」など。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
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