かっこいい俳優(女優編トップ10、新旧入り混じって)
(1)ニコール・キッドマン
…「インタープリター」のクールで知的な美貌。ちょっと、前髪にして顔をすこし隠したところにインテリジェンスが。「ムーラン・ルージュ」で歌ったのにも驚き。「白いカラス」「コールド・マウンテン」も、いい。
(2)キャスリーン・ターナー
…マイケル・ダグラスと共演の「ロマンシング・ストーン」「ローズ家の戦争」のほか、「ペギースーの結婚」などが印象に残るが、なんといっても一躍有名になった「白いドレスの女」(魅力的で、惹き付けるものがあるが、そこが怖いところ!)。舞台の「熱いトタン屋根の猫」をブロードウエイで本物を観たが、大物女優の貫禄を見せつけていた。
(3)キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
…「ターミナル」「オーシャンズ12」では、輝いていた。「エントラップメント」では、体操選手のように、しなやかな肢体を披露するだけの女優かと思ったが、演技派であることが分かった。新作「怪傑ゾロ」もよさそう。
(4)ユマ・サーマン
…「キル・ビル」(1,2)のアクション、殺陣のかっこよさ。他の映画は、あまり良くないようで。
(5)ジュリアン・ムーア
…「エデンより彼方に」の1950年代のアメリカの上流婦人、「ことの終わり」での大胆な体当たり演技。「シッピングニュース」「めぐりあう時間たち」は、ちょっと目立なかったかな。
(6)チャンツイイー
…「LOVERS」「2046」と次々に大物振りを発揮。「オペレッタ狸御殿」では、日本映画にも進出。「SAYURI」はまだ観ていない。
(7)キム・ベイシンガー
…「ナインハーフ」では、ミッキーロークの相手役で、「エロかっこいい」役で、「LAコンフィデンシャル」では、高級コールガール役で色気は衰えないですね。「セルラー」では、恐怖におびえる役を見せてくれました。
(8)レニー・ゼルウィガー
…「ブリジットジョーンズの日記」「ブリジットジョーンズの日記 きれた私の12か月」は、当たり役で、ごく普通な役柄を、本人と錯覚するほどに演じていたように思う。「コールドマウンテン」では、粗野な言葉を使う役柄で、イメチェンに挑戦。
(9)ナオミ・ワッツ
…「キング・コングを見て、急遽、入れることに。キング・コングの注意を引く(そらす)ために、即興のようなコメディチックな動きが、かわいく、なかなか。また、恐怖に対する演技(の連続)も。本物であるはずはないのに、怖かったであろうと思わせる。
(10)ソフィア・ローレン
…昔から特別に思い入れのある女優。「昨日今日明日」の3話の異なるキャラクターで見せるバイタリティに満ちたイタリア女。「ひまわり」へと続く世界の大女優。
(番外)メグ・ライアン(「恋人たちの予感」「ユーガット・メール」「めぐり逢えたら」など)、ジュリア・ロバーツ(「クローサー」「プリティ・ウーマン」「エリン・ブロコビッチ」など)の大スターがもれてしまった。
古くは、キャンディスバーゲン(「You」=Getting Straight)、キャサリンロス(「卒業」「明日に向かって撃て」)、ドミニク・サンダ(「悲しみの青春」「マッキントッシュの男」)、クラウディア・カルディナーレ(「刑事」「ブーベの恋人」「赤いテント」)。