クレール・ドゥニの監督作「美しき仕事」の4Kレストア版が、5月31日より東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で順次公開されることが決定。先日、日本版オリジナルポスターが到着した。
フランス・マルセイユの自宅で回想録を執筆しているガルーを主人公に据え、彼がかつて外国人部隊に上級曹長として所属していた頃の訓練の日々が描かれる。
いつしか上官であるフォレスティエに憧れともつかぬ思いを抱いていくガルーのもとに、新兵のサンタンが入隊する。
社交的な性格でたちまち人気者となったサンタンに対し、ガルーは嫉妬と羨望の入り交じった感情を募らせ、やがて彼を破滅させたいと願うようになっていく。
ドゥニ・ラヴァンがサンタンを演じたほか、グレゴワール・コラン、ミシェル・シュボール、ニコラ・デュヴォシェルも出演。解禁されたビジュアルには、劇中でも印象的な青をモチーフにサンタンのシルエットが収められた。
本作は、BBCが2019年に発表した「女性監督映画ベスト100」で第4位にランクインしたほか、米TIME誌の2023年度版「過去100年の映画ベスト100」にも選出されている。
「美しき仕事 4Kレストア版」は「横浜フランス映画祭2024」の最終日である3月24日にジャパンプレミアが行われ、同日夜にはBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で先行上映も実施される。
明日24日は「高崎映画祭授賞式」に参加するため見られないが、5月に劇場で鑑賞したい。
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