大ヒットドラマ「VIVANT」（ヴィヴァン）（全10話）が終了した。「半沢直樹」シリーズ、「下町ロケット」シリーズなどを手掛けた福澤克雄が演出を担当し、原作も手掛けたオリジナルストーリー。
主演の堺雅人演じる丸菱商事・エネルギー事業部２課課長の乃木憂助が遭遇した誤送金事件を発端に起こるアドベンチャードラマ。
福澤克雄は、福澤諭吉の玄孫（やしゃご：孫の孫）であり、元ラグビー選手で、190センチ100キロの巨漢（笑）。「VIVANT」の続編もあると示唆している。
「VIVANT」の出演者は、これまでの福澤ドラマで主演を演じてきた面々がそろった。「半沢直樹」の堺雅人、「陸王」の役所広司、「下町ロケット」の阿部寛などだ。このほか、二階堂ふみ、松坂桃李など主役級の俳優がずらり。
中でも、役所広司の貫禄・存在感がすごかった。海外作品にも出演（「ハベル」「SAYURI」など）しているが、「格」的には、もはや平成・令和の三船敏郎レベルと勝手に思っている（笑）。
脇役ながら、一気に注目されることになった富栄（とみさかえ） ドラムがインパクトがあった。本名が冨田龍太郎で、元大相撲力士で、現役当時の四股名は富栄（とみさかえ）。所属部屋は伊勢ヶ濱部屋だった。
2008年3月場所初土俵。初土俵同期は琴勇輝、希善龍。2015年春場所の三段目に於いて、入門後15連勝中であった佐藤（のちの貴景勝）に、押し出しで勝利し、初黒星を付けた。また日馬富士（はるまふじ）の関脇時代から引退に至るまで、その付け人を務めた。
現役時代の富栄
現役中は伊勢ケ浜親方（元横綱旭富士）、安壮富士、日馬富士、安美錦（現安治川親方）、宝富士、照ノ富士らの付け人を務めた。 翔猿とは同い年で仲が良いという。
ネットフリックスドラマ「サンクチュアリ -聖域-」（2023）では龍栄役で出演している。
富栄ドラムはモンゴル人でもハーフでもなく関西人でした（笑）。
