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ドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」第1話~第4話まで見る。

シッコウ!!~犬と私と執行官~」第1話から放送済みの第4話まで見る。強制執行によって財産、金品、不動産などを差し押さえたり、没収したりする「執行官」の仕事を描くリーガルエンターテインメント。主演は伊藤沙莉織田裕二伊藤沙莉の喜怒哀楽の表情や演技がすばらしい。

「執行官」は、裁判所に所属し、金品などの財産を差し押さえる国家公務員であるが、収入は出来高制だという。そんな「執行官」をテーマにした痛快コメディ。

脚本が「ランチの女王NHK朝ドラ「風のハルカ」「朝が来た」などの大森美香。この大森美香の遊び心のセリフの数々が面白い。

トレンディドラマの主役などを演じた織田裕二に向かってひかりが言うセリフ。「90年代に青春を謳歌したおじさんを追い払った」と言ったり、織田裕二伊藤沙莉が、アパートの窓際を綱渡りで移動するシーンでは「まるでトム・クルーズ」と言わせるのだ(笑)。

そのほかにも、執行官が、債務者の事情などに関係なく執行を試みると「情け無用のロボコップ的な人々」というのだ。また、織田裕二が、やたらと英語のスラングを繰り出す。「ガッデム」(ちくしょう)「オーサム」(すごい)など。

・・・
執行補助者の吉野ひかり(伊藤沙莉)と、小原樹(織田裕二)の凸凹バディーがさまざまな事件や人々と関わり、人生のリスタートを目撃していく。犬好きのひかりと犬が苦手で嫌いな小原。小原は、執行先で犬が待ち構えていることが多く、ひかりを「犬対応」執行者としてアシスタントにしようとするのだった。

第1話】 新しいお仕事ドラマ開幕!!
とあるペットスパサロンの面接。吉野ひかり(伊藤沙莉)は社長の上野原美鶴(板谷由夏)を相手に、自分がいかに犬が好きで犬にも好かれるかを力いっぱい熱弁していた。

20社目にしてついに憧れのペット業界への就職が決まり、さらに住むところも格安で見つけたことをうれしそうに報告をするひかりに、親友で動物看護師の三戸夏奈(駒井蓮)はズバリ忠告する。「私が資本主義のほかに信用していないもの2つは、無駄にオシャレなペットの店と、ありとあらゆる安すぎる物件」だと。 

たしかに激安(会社から徒歩29分、都心なのに風呂トイレ付きで3万8000円)だけど、そんなに怪しいのか…と不安になりながらアパート「サニーハイツ青柳」を見にきたひかりは、さっそく“怪しい男”と遭遇する。

その男はアパートを双眼鏡で観察したり、郵便受けの中身を覗いたり、と見るからに不審な行動を…。

思わず犬の鳴き真似で男を驚かせたひかりだったが、その男は一連の行動を「仕事」だと言い張り、そのまま立ち去ってしまう。

第2話】 迷コンビ始動!!
ようやく就職を決めたペットサロンの社長・上野原美鶴(板谷由夏)が“夜逃げ”し、突然職を失った吉野ひかり(伊藤沙莉)。

そんなひかりのもとに執行官の小原樹(織田裕二)が現れ、ひかりを東京地方裁判所南目黒支部へと連れて行く。小原はひかりを≪執行補助者≫に任命しようとしていたのだ。
何よりも犬が苦手な小原は、犬の扱いに慣れているひかりを≪犬担当の執行補助者≫にし、その犬の脅威から守ってもらいたい、と提案をするのだったが…。

かくして≪執行補助者≫になったひかりは、優秀な事務員の栗橋祐介(中島健人)から「執行の手順」などについてレクチャーを受ける。そして小原に連れられ、初めての案件へと向かう。

第3話】 超危険なシッコウ大作戦!?
とうとう小原樹(織田裕二)と栗橋祐介(中島健人)が、由比千尋ファーストサマーウイカ)の保護動物カフェまでやってきたため「まさかこの店も執行対象に!?」と焦る吉野ひかり(伊藤沙莉)。

しかし、2人の要件は「もう一度、執行補助者として助けてほしい」というものだった。「犬を相手にするここ(保護動物カフェ)の仕事より、人を相手にする執行補助者のほうがやりがいがあるのでは」という小原の無神経な言葉にムッとしつつも、犬がいるとわかっていてわざわざカフェまで来てくれたことが気になったひかりは、後日仕事終わりに東京地方裁判所南目黒支部の執行官室を訪問。

すると、外出先から戻った小原から、さっそく“執行対象”であるパチンコ店に「屈強なブルドッグ」がいるという噂がある、と言われ、そのまま現場へと連行されてしまう。

そこではなんと、売上金そのものを差し押さえるという作戦を決行。執行官という仕事の厳しさを目の当たりにするひかり。

第4話】美人ママは大ウソつき!?
小原樹(織田裕二)から【執行官】という仕事に対する思いを聞いた吉野ひかり(伊藤沙莉)。人の人生の極限状態に向き合い続ける現場に「胸がざわざわ」してしまったひかりは、これっきりで≪執行補助者≫の仕事を辞めたいと打ち明ける。

しかし、小原は「その心は執行に大事なものなのではないかと思う」と話し「気が向いたらまたざわざわしよう」と言い残して、立ち去っていく。

程なくして、ひかりが住むアパート「サニーハイツ青柳」の空き室に、執行官室事務員の栗橋祐介(中島健人)が引っ越してくる。銀行員だった栗橋がなぜ今の仕事に就いたのかを聞いたひかりは…。

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