ロッテ・佐々木朗希投手が超がつく歴史的快挙を成し遂げた。NPB史上、じつに28年ぶりとなり、今世紀では初となる完全試合を達成した。完全試合は1994年の槙原寛己以来史上16人目。
13者連続奪三振の新記録は、64年ぶりにプロ野球記録を更新する快挙であり、1試合19奪三振のプロ野球タイ記録となった。
大偉業を達成は、最速164キロの直球を軸に、フォーク、スライダーで圧倒するほか、制球も安定していたのが背景にある。唯一、七回に先頭後藤へ初球から3ボールにしたところだけが、危ない場面だった。
井口監督は「ファウルを打たせてカウントを追い込む、一回から九回まで徹底してできた」と、制球力を一因に挙げた。
佐々木朗は試合後、完全試合について「正直、あまり意識してなかった。打たれたらそれでいいと思い、松川を信じて投げました」と精神面でもぶれることなく、女房役のリード通りに投げ続けたという。
20歳5カ月、18歳6カ月のヤングバッテリーが無欲でアウトを追ったことも一因か。
女房役として快挙を支えた高卒ドラフト1位の松川は、試合後、その要因について「本当にどんどんストライクを取って、バッターのテンポも良く、バッターに考える時間がなかったことがすごくよかった」と振り返った。
凄い「令和の怪物」投手が現れたものだ。
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