「ダイ・ハード」シリーズなどのアクション映画で知られる米俳優ブルース・ウィリス（67）が、失語症と診断され、俳優業を引退することになった。家族が30日、発表したとYahooニュースなどが伝えている。
ウィリスの妻エマ・ヘミングがインスタグラムへの投稿で「ブルースは以前から健康上の問題を抱えており、最近、認知能力に影響する失語症と診断された。その結果、熟考の末、ブルースは自身にとってとても大切なキャリアを離れることにした」と説明している。
投稿は、現在の妻エマ・ヘミング、元妻で女優のデミ・ムーアや5人の子どもの連名で行われた。米メイヨー・クリニックによると、失語症は会話や読み書きを含む言語能力が低下する病気で、脳卒中や脳外傷により発症することが多い。
名前の表記でウイルスと間違えやすいが、ウィリスで「ィ」は小文字。1980年代に出演した「ダイ・ハード」（1988）に始まるシリーズの主人公ジョン・マクレーン役でブレイクした。
60作品以上に出演し「パルプ・フィクション」（1994）「12モンキーズ」（1995）「フィフス・エレメント」（1997）「アルマゲドン」（1998）「シックス・センス」（1999）「アンブレイカブル」（2000）「シン・シティ」（2005）「RED/レッド」（2010）のように興行的成功を収めた作品も多い。
なかでも「アルマゲドン」「シックス・センス」などの代表作は映画史に残る。
最近は、「SoftBank 5G」新テレビCMのドラえもん役を演じていた。ギャラばかりが高いといわれていたウィリスだが、CMのお金には糸目をつけないソフトバンクだからか、よく出演したものだ。トミー・リー・ジョーンズの宇宙人のコーヒーの「BOSS」のCMに刺激されたわけでもないだろうが（笑）。
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失語症といえば、蛇足になるが、10年近く前に出張中の台湾で原因不明の突発性の失語症になったことがあり、現地の友人に台北の病院での検査の手続きをしてもらったことを思い起こす。今でも原因がわからない
日本からのグループを案内して台湾企業数社を訪問し、プレゼンの通訳などを任されていたが、現地の日本語のわかる友人に代打をお願いして切り抜けるという”ミッション・インポッシブル”で切り抜けた（笑）。
ウィリスは”ダイ・ハード”（＝くたばっても死なない）の強さがあるようなので、余生はゆっくり過ごしてください（笑）。
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