映画「えんとつ町のプペル」が12月25日から公開される。製作総指揮・原作・脚本は西野亮廣(にしの・あきひろ)。西野亮廣は言うまでもなく、お笑いコンビ・キングコングのツッコミ担当で相方はカジサックの芸名でしられる梶原雄太。カジサックは、ユーチューバーとして成功を収めている。
絵本作家でもある西野亮廣は絵本「えんとつ町のプペル」のプロデューサーとして、イラスト・着色・デザインなど総勢33名のクリエイターによる分業体制で4年をかけて制作した。
前例のないこの取り組みは「クラウドファンディング」を使って資金を募り、想いに賛同した人々の協力によって、5000部でヒットと呼ばれる絵本業界で45万部を超える異例の数字を叩き出した。
西野亮廣が活動のメインに据えているのは会員数2万5000人を誇る国内最大のオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」。
西野亮廣の野望?のスケールが違う。「ウォルト・ディズニーを追い越す」と宣言したのだ。そんなバカな、と笑う人々が、10年後にあっと驚く事態もありうるかもしれない。
「ソフトバンク」の孫社長も、ソフト流通の会社を作ったときに、みかん箱の上に立って、社員2-3人に「情報革命を起こす」と宣言した。大風呂敷が始まったと皆わらった。「アップル」の共同創業者スティーブ・ジョブスもガレージからビジネスを始めた。わずか13年前の2007年に登場したiPhone(スマホ)が、世界を変えることになることを誰が想像したか。
西野が登場した時に、学生たちの反応がイマイチだったので、「卒業式を振りかえったときに、そんな迎え方でよかったのか。一生に一度の卒業式。やり直し!」と言ってのけたのだ。
こちら:
キンコン西野 伝説のスピーチ「人生に失敗など存在しない」平成30年度近畿大学卒業式 - YouTube
■上映情報 映画「えんとつ町のプペル」 2020年12月25日 ロードショー
■出演:窪田正孝、芦田愛菜、立川志の輔、小池栄子、藤森慎吾、野間口徹、伊藤沙莉、宮根誠司、大平祥生(JO1)、飯尾和樹(ずん)、山内圭哉、國村隼。
■製作総指揮・原作・脚本:西野亮廣
■監督:廣田裕介
アニメーション制作:STUDIO4℃
製作:吉本興業株式会社
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西野は美術館も作るという。3億もあれば作れるでしょうと建築家に聞いたら、15-20億はかかりますといわれ驚いたようだが、ひるまず、すでにプランは始まっているようだ。