映画の劇場公開初日に舞台挨拶などを直接会場で聞いたり、あるいはテレビで見ることがあるが、よく出演者から「きょう公開にこぎつけて、うれしく思います」といった言葉を聞くことがある。
当たり前のことと考えるが、せっかく製作されても劇場公開されることなくお蔵入りになったり、DVD販売だけというのもあるようだ。
とくに今年は、予想もしなかった新型コロナの影響で、大作といわれる作品がかなり上映が延期された。「007」最新作「007ノータイム・トゥ・ダイ」も当初は5月の予定が、年末に変更され、さらに再度延期の発表があり来年2021年となった。
映画は公開されて観客に届いて初めて存在価値がある。
邦画も例外ではない。
今年の9月25日公開予定となっていた映画「峠 最後のサムライ」は、2021年6月18日に公開される。ポスターは「近日公開」とあったが「近年」になってしまった。
監督・脚本は、日本映画界の名匠・小泉堯史。黒澤明監督の助監督として数々の名作に携わり、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した初監督作品「雨あがる」以来、人間の美しい在り方を描いてきた。
主演の“知られざる英雄”河井継之助を演じるのは、日本映画界を代表する俳優・役所広司。共演には、松たか子、香川京子、田中泯、永山絢斗、芳根京子、坂東龍汰、榎木孝明、渡辺大、東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆、仲代達矢ら錚々たる豪華俳優陣が一挙集結した話題作だ。
この映画の試写会に参加したのは、昨年(2019年)の秋だった。ブログ友のぴくちゃあさんと試写に参加したのだった。来年の6月公開となると、撮影してから足かけ3年越しとなる。劇場初日の登壇者などは、撮影が3年前となったら、覚えていない・・・ということにならないか(笑)。
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きょう、ぴくちゃあさんから「お歳暮」のお菓子が届いた。
風月堂の「洋菓子」詰め合わせだった。紅茶でいただきます。
ぴくちゃあさん、いつも美味しいものをありがとうございます♪