テレビ東京開局55周年特別企画スペシャルドラマとして「アメリカに負けなかった男〜バカヤロー総理 吉田茂〜」が2月24日月曜よる9時 -11時24分に放送されるので楽しみ。
ワンマン宰相と言われた吉田茂を演じるのは笑福亭鶴瓶。原案は吉田茂の娘・麻生和子が著した「父 吉田茂」。麻生和子は麻生太郎元総理の母。
吉田茂の右腕でNHKドラマにもなった白洲次郎を演じるのは生田斗真。麻生和子役に新木優子が抜擢。また、妻の死後、吉田茂を支えた元芸者“こりん”こと坂本喜代は松嶋菜々子が演じる。後妻となった喜代は、大磯の別荘で共に生活をしながら茂の世話に勤しみ、日本のトップへと上り詰めた茂を、持ち前の頭の良さと気配りで静かに支え続けた。その奥ゆかしくも凛とした佇まいを見事演じ切っているという。
吉田茂は1967年10月20日に亡くなった(享年90歳)。10月31日には戦後唯一の国葬が日本武道館で行われ、大きなニュースとなった。当日は官庁や学校は半休となり、テレビ各局は特別追悼番組を放送し吉田茂を偲んだ。ちなみに、高2のfpdは、床屋で散髪中にテレビ中継を見ていた(笑)。
1983年に映画化された「小説吉田学校」は、歴代の吉田門下生らが多数、実名で登場し面白かった。吉田茂を演じた森繁久彌は、吉田茂に乗り移ったような貫禄と迫力があった。田中角栄や中曽根康弘などの若き時代が描かれているのも興味深かった。
ドラマ予告編はこちら:https://youtu.be/zZTTdGH27s4