予測地図の公表は、2017年4月以来の1年2カ月ぶり。
最新版では、2018年1月1日時点の「今後30年以内に震度6弱以上の激しい揺れに見舞われる確率」などが示されている。
地図上では、確率が高い場所ほど濃い赤色で示され、相対的に確率が低い場所は黄色で色分けされている。
日本列島全体をみると、北海道の太平洋側、関東から四国の太平洋側で赤色が濃くなっていることがわかる。
■確率が低いから安全・・・とは限らない。
地震調査委員会は「相対的に確率が低い地域でも、油断は禁物」と注意を呼びかけている。確率が低いとされる日本海側の地域でも、過去には「日本海中部地震」(1983年、M 7.7)、「福岡県西方沖地震」(2005年、M 7.0)、「能登半島地震」(2007年、M 6.9)など、大きな地震が発生している。
震度6弱以上の発生確率がゼロの地域は1つもない。
どこであっても、地震に対する備えが必要だ。
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日本に住んでいる限り、どこでも起こりうるようだ。
この2,3日も、関東地方では、相次いで小さく揺れる地震が起こっている。
地震慣れが一番危険かもしれない。