２０１３年公開の映画を対象とした第８７回キネマ旬報ベストテンが９日発表され、日本映画の１位に「ペコロスの母に会いに行く」が選ばれた。
・・・この映画は全く知らない映画だった。監督が森崎東と知って二度びっくり。
久々に聞く名前だからだ。（追加：後で映画は鑑賞）
森崎東監督と言えば、実は「男はつらいよ フーテンの寅」(1970、脚本は山田洋次）を監督している。野村芳太郎、山田洋次監督の助監督などを手掛け、1969年に「喜劇・女は度胸」で監督デビューしている。これは封切りで見た。1927年生まれの86歳。監督では最長老に属するかもしれない。山田洋次監督は82歳。
「ペコロスの母に会いに行く」は長崎在住の岡野雄一さんが自らの介護体験を基に描いたエッセー漫画を、森崎東監督が映画化した。
表彰式は２月８日、東京・銀座ブロッサムで開かれる。
「日本映画」「外国映画」のベストテンは次の通り。
(見ているのは太字のみ）
【日本】
（１）ペコロスの母に会いに行く
（２）舟を編む （fpd 2位）
（３）凶悪 (fpd 1位）
（４）かぐや姫の物語
（５）共喰い
（６）そして父になる
（７）風立ちぬ
（８）さよなら渓谷
（９）もらとりあむタマ子
（１０）フラッシュバックメモリーズ ３Ｄ
【外国】
（１）愛、アムール
（２）ゼロ・グラビティ (fpd 1位）
（３）ハンナ・アーレント
（４）セデック・バレ
（５）三姉妹 雲南の子
（６）ホーリー・モーターズ
（７）ライフ・オブ・パイ トラと漂流した２２７日
（８）ザ・マスター
（９）熱波
（１０）もうひとりの息子
個人賞は以下の通り。
日本映画監督賞 石井裕也 「舟を編む」
日本映画脚本賞 荒井晴彦 「共喰い」
主演女優賞 真木よう子 「さよなら渓谷」」「そして父になる」
「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」
主演男優賞 松田龍平 「舟を編む」
助演女優賞 田中裕子 「共喰い」「はじまりのみち」
助演男優賞 リリー・フランキー 「凶悪」「そして父になる」
新人女優賞 黒木華 「舟を編む」「シャニダールの花」「草原の椅子」
「くじけないで」「まほろ駅前番外地」
新人男優賞 吉岡竜輝 「少年Ｈ」
外国映画監督賞 アルフォンソ・キュアロン 「ゼロ・グラビティ」
新人男優賞 吉岡竜輝 「少年Ｈ」
外国映画監督賞 アルフォンソ・キュアロン 「ゼロ・グラビティ」
「横道世之介」がベスト10に入らなかったのは残念。
ベスト10選出の未見映画は、すべてみてみたい。
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