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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">訃報:ザ・ピーナッツ・伊藤エミ、死去。</span>

 

 
ザ・ピーナッツと言えば、テレビの草創期、昭和30年代の歌謡界を彩った双子姉妹として、人気は絶大だった。ザ・ピーナッツ伊東エミさんが、15日に亡くなっていたことが、27日に分かった。71歳だった。がんを患い、療養中だったという。
 
1975年に人気絶頂の中で引退してからは、テレビに顔を出すことはなかった。
 
ザ・ピーナッツで思い起こすのは、テレビの超人気バラエティ番組「シャボン玉ホリディ」(1961年~1972年)での、クレージー・キャッツの面々との競演が懐かしい。テーマ曲を歌っていると、後ろからハナ肇が近づいてきて、笑いをとろうとするが、いつもひじ鉄だった。
 


 
1960年代初めに、「恋のバカンス」「恋のフーガ」「ウナ・セラ・ディ東京」など次々にヒットを飛ばした。なかでも「♪ため~息の~でるような、あな~たのく~ちづけに・・・」の「恋のバカンス」はいまでもカラオケで歌われるほどの名曲で大ヒットした。身長は152センチと小柄で、エミさんの目の横にほくろがあるのが、二人を見分ける方法だった(笑)。
 
ハーモニーが美しく、和製ポップスの第一人者としての地位を築いた。
日本の芸能プロダクションの草分け、渡辺プロダクションでは、クレージー・キャッツとともに、当時の芸能界を支えた。
 
1961年の映画「モスラ」では、”女優”として出演、モスラの歌を歌った。
 
双子姉妹では、こまどり姉妹とともに双子の歌手の草分けとなった。
 
クレイジー・キャッツで、育ってきた世代としては、またまた超ビッグ・ネームが亡くなり、さびしい印象だ。
 
ご冥福を祈ります。
 
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