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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「コンスタンティン」(2005)</span>

 


 
コンスタンティン2005)は、フランシス・ローレンス監督、主演はキアヌ・リーブス。ホラー映画の名作「エクソシスト」(1973年制作、1974年公開)を彷彿とさせる悪魔と特殊な力をもつ悪魔払いの男の話。
 
霊力、超常現象、カルトといった題材で、グロ満載の映画。賛否が分かれそうだ(どちらかといえば「否」の方だが、それなりに見所はある。台湾で劇場公開時に見ていたが、いまひとつもやもやしていたので、
Gyaoの放送を発見し?再見した。)
 

 
ジョン・コンスタンティンキアヌ・リーブス)は、幼いころから「人間以外のなにか」が見えてしまうという特殊な力をもっていることで、苦しみをかかえ、自殺未遂の経験がある。現在、肺がんで余命いくばくもない状況で、自殺は地獄に落ちるとされていることから、悪魔払いにより、その善行を積むことで、運命を変えようとしていたのだった。
 

映画では、この世は、天国・人間界・地獄3つの世界に別けられているとされ、それぞれの住人は別の世界へと自由に行き来することはできない。ところが、現実は、天使と人間・悪魔と人間の中性的な存在「ハーフブリード」が外観上人間と違わぬ姿を以って人間界に住み着いていた。
 

天界のハーフブリードであるガブリエル(
ティルダ・スウィントンは、コンスタンティンは悪魔祓いと称して神から与えられた力を私欲的に使っているうえ、肺ガンで死ぬのは長年の喫煙癖の結果であり、ジョンの思惑は無駄なことであると言い続
けていた。
 
ある日、悪魔祓いを行っていたコンスタンティンは、少女にとりついた悪魔が人間界へ潜入しようとしたのを目撃する。互いの領域を侵さないことで成り立ってきた世界の均衛が崩れ始めようとしていた・・・。
 
映画「エクソシスト」は、悪魔が乗り移った少女を救おうと神父が悪魔払いを行うというものだったが、「コンスタンティン」は、悪魔と天使の中間に位置する、一見人間の姿の存在を見通せる男(探偵)の戦いを描いている。
 
レイチェル・ワイズが、双子姉妹の2役(一人は女刑事、一人は精神を病み入院患者)を演じている。ジョンの助手役のシャイア・ラブル―フは、最近の「ウオール・ストリート」に出演している。
 

ガブリエルを演じる
ティルダ・スウィントンは、人間と悪魔の中間的存在で、ジョンにとっては自身と天界との橋渡し役だが、ジョンの思惑を見抜いており「無駄な事」と諭している。

ティルダは、よく見る女優で「フィクサー」(2007)「バーン・アフター・リーディング」などでおなじみ。
 

ジョン・コンスタンティンが悪魔のハーフブリードと戦うために様々な武器を使用しているが、中でも“聖なる”ショットガンは、十字架の形をした銃で、弾丸は、リボルバー式で交換する。特注品のようで、破壊力はありそうだ。
 
未見で、興味・時間のある人はGyao(無料動画)で、どうぞ。
 
★★