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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">小学生:「将来不安に思うこと」?</span>


ジョーズ」パロディから(記事とは関係ありません。笑)
 
政治家がゲストに出ていて、小学生に「将来の不安」をインタビューした番組が今朝あったのでちらりと見てみた。
 
小学生114人に聞いた。
 
質問①「政治家になりたいか」
 ・なりたい(9人)・・・「親に、おまえは話し方は理路整然としているから」って(爆)
 ・なりたくない(105人)
「なりたくない(政治家不人気)」の理由:
               批判されるのがいや
              (国会中に)寝ている
              ドロドロしている
              よいイメージがない
※長沼大臣は「議員は批判を受けるもの」という性格があると弁護していたが(笑)
 
質問②:「将来の不安は何か」
   「就職」「リストラ」「年金」「地球温暖化」「総理がごろごろしている」だった!
 
振りかえって、自分たちが子供のころ、「年金」だの「リストラ」だの、ましてや「地球温暖化」など考えたことがあるかと思うと、今の小学生たちは、よくテレビなどを見ているのか、問題意識が、成人と変わらないのに驚く。
 
いま、40代、50代の世代から、年金の支給をめぐっては、かなり不利になりそうな状況となっている。厚生年金、企業年金基金)、国民年金など、保険庁に問い合わせれば、一体自分が、何歳でいくら受け取れるのか、シミュレーションしてくれるので、
該当する人は、相談をしてみては。これまで60歳で受け取れていたものが、生年グループにより、異なっている。自分がどのグループにいるのか、しかも、グループにより受け取れる時期が、数年遅れることになるのである。(今年、受給資格がある人までは、数年前の受給者ほどではないが、ぎりぎり、これまで支払ってきた当然の権利・恩恵を受けられるが、1952年生まれ以降の世代は、かなり減額となり、受給時期が3年くらい遅れることになる。「年金」問題は、これから大きな問題となるので、知らない人は、調べておいた方がいいでしょう)。
 
ところで、大学4年間の費用の話もあった。
国公立大学では、900万円、私立大学では2,300万円かかるというのだ。
 
ここで、問題となったのは、経済的に裕福な家庭ほど、大学進学率が高くなるというのだ。収入が少ない家庭だと、大学進学をあきらめなくてはならないという現実が議論されていた。これも大きな問題だろう。東大に受かり、通うには親の年収が「950万円以上」という数字が出ていた。これは平均よりかなり高いだろう。
 
親の収入いかんで、将来が決定されてしまうというのは、不公平感がある。政治家もその辺の課題に取り組むべきだろう。(昔は、塾に通うということはなかったが、今では、塾がメインのような話も聞く。塾通いの過熱ぶりは日本だけではなく、さらに激しいのが韓国のようだ。韓国の教育熱心度合いは日本の比ではないようだ。)
 
暗い世の中になってきたように思う。
東京ぼんた(古い!)ではないが「夢も希望(ちぼう)もなくなったら、未来はない」(爆)。