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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「ガラパゴス」生活・・・?!</span>

 
次から次に「新語」が出てくるので、ついて行けない・・・?!
 
ガラパゴス・・・・・?(笑)
 
10年くらい前に流行った言葉の一つが「ユビキタス」。
 
ユビキタス (Ubiquitous) とは、それが何であるかを意識させず(見えず)、しかも「いつでも、どこでも、だれでも」が恩恵を受けることができるインタフェース環境技術のことである。ユビキタス社会」のように言葉を連ねて使うことが多い。
 
一昨年あたりから登場したのが、「クラウド」。おいおい、めんクラウド
 
クラウドとは、「雲」のこと。クラウド・コンピューティングという言葉。あたかも雲から何かが降ってくるかのようなイメージで、ネットワーク上にあるサーバーのサービスをどこでも活用できるというコンピューティング形態を指す言葉。
 
最近出てきたのが、「ガラパゴス」。
 
いったい、なんやねん!
ガラパゴス化(Galápagos Syndrome)とは、生物の世界で言うガラパゴス諸島における現象のように、文化・制度・技術・サービスなどが日本の市場において独自の進化を遂げ、世界標準から掛け離れてしまう現象のこと。
 
技術的には世界の最先端を行きながら、諸外国では全く普及していない日本の携帯電話の特異性を表現するために登場した新語である。転じて、日本に限らず世界標準からかけ離れた市場を指す場合もある。
 
 
野村総合研究所の『「ガラパゴス化」する日本』では以下のように示されている。
  1. 高度なニーズに基づいた製品・サービスの市場が日本国内に存在する。
  2. その一方、諸外国では、日本国内とは異なる品質や機能要求、さらには全く別のニーズが存在する。
  3. 日本国内の市場が日本特有の要求に基づいた独自の進化を遂げている間に、世界では全く別のニーズで事実上の標準的な世界仕様が決定し、拡大発展する。すなわち、製品の水準が低いレベルに止まっているにも関わらず世界的に多数派になることでより高水準な日本市場向け製品を規格争いで圧倒しうる。
  4. 気が付くと、日本は諸外国の動き(世界標準)から大きく取り残されている。
諸々の規制などで日本独特の製品市場がうまれる場合もある(例:パチンコ発泡酒軽自動車)。それを独自の商品進化と捉え、世界進出が期待されることもあるが、海外国際的な規格(特にデジュリスタンダード)の制定作業は当然世界的な枠組みの中で行われるため、多くの場合、使用言語は英語となるが、言葉や文化的な壁により日本発の規格が国際規格となることは少ない(逆に日本が国際規格に合わせる場合が多い)。
 
日本製のパソコンや携帯電話が、日本だけしか普及せずに、世界の標準になれなかったのがいい例だ。パソコンでは、日本では、NEC,富士通ががんばっているが、結局国際市場では、コンパック(現HP)、デル、IBM(現レノボ)などの後塵を拝している。20数年前は日本メーカーは日本の標準にこだわったが、最終的には、世界のパソコンの標準は、米国のOS、Windowsであり、携帯も海外方式が主流だ。テレビも世界のブランドでは、かつてはPanasonic, Sonyだったが、いまではSamsungであり、携帯ならNokiaといった会社だ。携帯の日本メーカーのシェアは、全部合わせても、世界で10%くらいではないか。
 
島国・日本だけの市場で闘っていた家電メーカーは、ほぼ消滅しつつある。
 
世界からどんどん遅れている日本。
 
中○という巨大な国にも、GDPは追い越されたといい、発展途上国といわれた○国にも、さまざまな面で、負ける日も近い?。
 
ガラパゴス」は、シャープの製品に使っている言葉。
世界一でなくても「オンリーワン」になればいいという会社だが・・・。
 
 
"2位じゃダメなんですか?” という声が聞こえそう(爆)。