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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「ひまわり」(1970)3度目の観賞とソフィア・ローレン


「ひまわり」 ソフィア・ローレン 
 
昨年イベントで日本を訪問したソフィア・ローレン。今回の「イタリア映画特集」についてもすでに”映画について語る”でコメントを残していたようだ。
 
ひまわりNHK BSハイビジョンで昨日放送されたが、そこで主演のソフィア・ローレン が語っていた。
 
「ひまわり」は、公開された当時、日本で一番ヒットした。
その他の国々は、一部を除いてあまり受け入れられなかったと語っていた。
 
イタリア映画は、戦後の雰囲気など日本人に近いところがあるのか、家族、悲恋物語など”お涙ちょうだい”の話に弱いようだ(笑)。
 
ヴィットリオ・デ・シーカ監督の作品で、多くのコンビを組んだマルチェロ・マストロヤンニについては、ローレン自身が「最高のカップル」だったと語っていた。
 
デ・シーカ、マストロヤンニ、ローレンのコンビは、最強だったという。特に「ひまわり」は、デ・シーカ監督が10年の構想を経て実現した作品。
 
「ひまわり」の内容については、数回ブログで紹介しているので、今回は、写真を紹介して、昔見た人は、その雰囲気を思い出されることでしょう。
 
今回3回目の観賞だったが、忘れていたエピソードもあった。たとえ
ば、マストロヤンニが、
卵焼きを作るが、「24個」も使っているので、ローレン(ジョヴァンナ)は、もう卵は見たくもない、と語る。
 
窓を開けて、食べきれなかった卵を窓から捨てようとすると、なんとそこには、「かご一杯の卵」が置いてあった。
 
アントニオ(マストロヤンニ)の母親が届けてくれたのだ。
 
映画も、名作も3度観賞すると、第一回目の感動は薄れるもの。
これは、時間の経過、こちら側の年齢などにもよるもの。
初めて見たときの号泣はなかったが、名作の1本であることには変わらない。
 
 
 
映画はほぼ回想シーンだった。
 
 
  
ソフィア・ローレンは、自身の思い出の映画として「ああ結婚」「ひまわり」「ふたりの女」(アカデミー賞主演女優賞受賞)などを挙げていた。
 
☆☆☆☆