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<span itemprop="headline">女優:ソフィア・ローレン「ソフィア・ローレン 母の愛」(NHK BS)</span>


I GIRASOLI (「ひまわり」ソフィア・ローレンマルチェロ・マストロヤンニ、リュドミラ・サベリーエワ)
 

 
ソフィア・ローレン主演の「ひまわり」(1970)は、戦争により引き裂かれた運命が描かれ、この映画を劇場で初公開時に見たときには、感動に打ちのめされ、泣かされた。ラスト・シーンでは完全にソフィア・ローレンと同じように、号泣してしまった。
反戦映画としても傑作の1本だ。
 
ロシア戦線に出たきり消息が不明となった夫・アントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)を探しにロシア・ウクライナに向かったジョヴァンナ(ローレン)が、現地で見たものは・・・。(記憶を失って、地元の若い女性に助けられて、結婚していたのだった。人づてに訪ねて行ったところには、洗濯物が干してあり、若い女性(リュドミラ・サベリーエワ)の姿が・・・)。仕事から列車で帰るというので、駅まで二人で出迎える
シーンが↑のYouTubeの場面。
 
そのソフィア・ローレン(76)が、自身の母親を描いたドラマに母親役で出演し、イタリアで好評を博したというドラマが1月4日、5日と2夜にわたって、NHK BShiで「ソフィア・ローレン 母の愛」というタイトルで放送された。
 
一部を見たが、ソフィア・ローレンが女優を目指した1950年代初頭のころ、暖かくも厳しい母親の愛情があったことを伝えていた。
 


 
 

 
1960年には、「二人の女」で、アカデミー賞主演女優賞を獲得して、世界的にその名を知られることになった。
 

 
ソフィア・ローレンは、昨年はミュージカル「NINE」にも出演し、元気なところを見せている。半世紀以上にわたって、映画界で活躍している数少ない大女優の一人だ。
 
最も好きな女優の一人で、「昨日今日明日」「ああ結婚」「結婚宣言」などマルチェロ・マストロヤンニとのコンビによるコメディ映画が素晴らしい。
 
そのほか、史劇(「エル・シド」)、ミュージカル(「ラ・マンチャの男」)なども印象に残る。70代後半といえど、まだまだ活躍してくれそうだ。