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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「Space Battleship ヤマト」(2010)</span>


「SPACE BATTLESHIP ヤマト」予告 (YouTube: https://youtu.be/K83qDems7co )


 
きょう映画の日121日」は、以前から仕事は休んで、映画を見ることに決めていた(笑)。観たのは、話題必至の「ヤマト」。あまり好みでない種類の映画ながら、ミーハーとしては、観ないわけには(爆)。
映画の会員になっているMOVIXさいたまに出かけ、きょうが初日の「Space Battleship ヤマト」を朝10時の回に観た。
すでに席はほとんど埋まっていて、前列から3列目だった。つい12日前にTVで、この映画のオープニングのシーンをノーカットで放送していたが、それを見ていたので、映画では、まったく同じだった(当然だが)。

 
未見の人が多いと思います。
ざっと斜めに読んでください(笑)。
大きな瞳のクローズアップが画面いっぱいに映し出される。その目からだんだんカメラが引いていくと、それはヒロイン・森雪(黒木メイサ)であり、戦闘機を操縦する姿があり、一気に宇宙空間が画面に広がる。このあたりは、最初から引き込まれる。
時は西暦2199年。さかのぼること5年前に突如侵攻してきた謎の敵・ガミラスによって、人類はその存亡の危機に瀕していた。人類の大半は死滅し、生き残ったものも地下生活を送っていた。ある日、地球へカプセルか落下してきた。
それは惑星イスカンダルからの通信カプセルで、そこに行けば、「放射能浄化装置」があるという。人類最後の希望を乗せて、最後の宇宙戦艦「ヤマト」がイスカンダル目指して旅立つ・・・。
しかし、行く手にはガミラスの艦隊が待ち構えていた。

 
1974年に初放映されたTVアニメ「宇宙戦艦ヤマト」は、国民的な人気を得ており、いまや、その名を知らぬ者はいない。実写による映画化は始めて。主人公の古代進木村拓哉がキャスティングされているのが話題。ヒロインの森雪のキャラクターが、戦闘隊のエースパイロットに変更されている。ハイライトとなるヤマトとガミラス艦隊の戦闘シーンをはじめ、大掛かりなVFXシーンはかなりの迫力だ。

 
日本映画でも、ハリウッド並みの宇宙SF映画ができることを証明したという点では、評価されるかもしれない。

配役陣が若手からベテランまで豪華だ。ヤマトの艦長は、ベテランの山崎努が演じて、重厚だ。
ほかに西田敏行も味わいがある。古代進木村拓哉)の兄の役には堤真一が数カットだけ出演している。

女優がいい。女医役で高島礼子が出演しているのもうれしい。
高島礼子は、TVの「女系家族」や「極道の妻たち」などですごみも見せるが、チャーミングなお色気がある。とくにハスキーな声が魅力的だ←fpdは隠れファンです(爆)。

この映画の黒木メイサは、ファンが急増するに違いない(笑)。スタイルがよく、なにか訳ありのような表情だが、同時に力強い目力がある。また、空手かボクシングか有段者のようで、「ガッツン」と相手に一撃を加えるシーンが何回か登場するが、このパンチは威力がありそうだ。

古代進に憧れて、パイロットに志願してきたことが明かされる。森雪は、古代に対しては、以前、大事な時に任務から逃避したという思い込みがあって、古代に対して反発する気持ちがあったが、やがて事情も理解して、好意を感じていく。(古代と森は、職場でいえば上司と部下のような関係だが、そこに恋愛感情もでてきて・・・)

女優では、もうひとりマイコという女優は初めて見た。
一見すると、麻生久美子タイプ。要チェックの女優の一人になりそう(爆)。敵の状況や、ミサイルなど、逐一状況を監視して、艦長やクルーに報告する役柄だ。
キムタクはいつものキムタク。西田敏行山崎努などのベテランの演技から見ると、どうしても「軽い」という見方になるが、副館長に指名されてからは、副館長として、仲間たちにマイクで語りかけるシーンで、迫力のある見せ場もあった。

柳葉敏郎は最近は、落ち着きがあり、ほっぺたを膨らますのが、芸人にものまねされるが(笑)、演技派の仲間入りのようだ。ほかにも、橋爪功緒形直人若手の浅利陽介などが出演。
 
監督は「Always 三丁目の夕日」の山崎貴
 
VFX映像は、確かにすごい。日本映画の水準の高さを感じさせるが、実写映画としては、おもしろさ、エンディングなどで、なにか物足りなさを感じた
 
★★



(SFものがあまり好みでないため辛目です)


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