きょう映画の日「12月1日」は、以前から仕事は休んで、映画を見ることに決めていた(笑)。観たのは、話題必至の「ヤマト」。あまり好みでない種類の映画ながら、ミーハーとしては、観ないわけには(爆)。
映画の会員になっているMOVIXさいたまに出かけ、きょうが初日の「Space Battleship ヤマト」を朝10時の回に観た。
すでに席はほとんど埋まっていて、前列から3列目だった。つい1,2日前にTVで、この映画のオープニングのシーンをノーカットで放送していたが、それを見ていたので、映画では、まったく同じだった(当然だが)。
未見の人が多いと思います。
ざっと斜めに読んでください(笑)。
大きな瞳のクローズアップが画面いっぱいに映し出される。その目からだんだんカメラが引いていくと、それはヒロイン・森雪(黒木メイサ)であり、戦闘機を操縦する姿があり、一気に宇宙空間が画面に広がる。このあたりは、最初から引き込まれる。
時は西暦2199年。さかのぼること5年前に突如侵攻してきた謎の敵・ガミラスによって、人類はその存亡の危機に瀕していた。人類の大半は死滅し、生き残ったものも地下生活を送っていた。ある日、地球へカプセルか落下してきた。
しかし、行く手にはガミラスの艦隊が待ち構えていた。
日本映画でも、ハリウッド並みの宇宙SF映画ができることを証明したという点では、評価されるかもしれない。
配役陣が若手からベテランまで豪華だ。ヤマトの艦長は、ベテランの山崎努が演じて、重厚だ。
女優がいい。女医役で高島礼子が出演しているのもうれしい。高島礼子は、TVの「女系家族」や「極道の妻たち」などですごみも見せるが、チャーミングなお色気がある。とくにハスキーな声が魅力的だ←fpdは隠れファンです(爆)。
この映画の黒木メイサは、ファンが急増するに違いない(笑)。スタイルがよく、なにか訳ありのような表情だが、同時に力強い目力がある。また、空手かボクシングか有段者のようで、「ガッツン」と相手に一撃を加えるシーンが何回か登場するが、このパンチは威力がありそうだ。
古代進に憧れて、パイロットに志願してきたことが明かされる。森雪は、古代に対しては、以前、大事な時に任務から逃避したという思い込みがあって、古代に対して反発する気持ちがあったが、やがて事情も理解して、好意を感じていく。(古代と森は、職場でいえば上司と部下のような関係だが、そこに恋愛感情もでてきて・・・)
女優では、もうひとりマイコという女優は初めて見た。一見すると、麻生久美子タイプ。要チェックの女優の一人になりそう(爆)。敵の状況や、ミサイルなど、逐一状況を監視して、艦長やクルーに報告する役柄だ。
キムタクはいつものキムタク。西田敏行、山崎努などのベテランの演技から見ると、どうしても「軽い」という見方になるが、副館長に指名されてからは、副館長として、仲間たちにマイクで語りかけるシーンで、迫力のある見せ場もあった。
VFX映像は、確かにすごい。日本映画の水準の高さを感じさせるが、実写映画としては、おもしろさ、エンディングなどで、なにか物足りなさを感じた。
★★
(SFものがあまり好みでないため辛目です)
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