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<span itemprop="headline">オバマ大統領がノーベル平和賞。</span>

オバマ大統領が、ノーベル平和賞を受賞することになった。
本人が一番驚いているらしい。授賞式は11月。

(ノーベル・プライズ(賞)でなく)「ノーベル・サプライズ(驚き)」という
米国の新聞の見出しもあったようです。

オバマ大統領の早朝会見(「ノーベル平和賞」受賞の知らせに対して)


ノーベル選考委員が、期待を込めて選考した、画家が絵を描く前に
受賞したなど実績もないのにという声もあるようだ。

過去、米国大統領の受賞者は、ほとんどがその実績に基づいて賞が贈られている。

セオドア・ルーズベルト大統領は、日露戦争(1904─1905年)をめぐり両国の講和を
仲介したことが認められた。

アル・ゴア副大統領は、地球規模の気候変動についての啓発活動が評価され、2007年に受賞した。

世界平和に尽力したことで同賞が贈られたのは、1919年のウッドロウ・ウィルソンと2002年の
ジミー・カーターの2人の大統領。

クリントン元大統領は、退任後も平和活動に取り組んでいるが、受賞には至っていない。

ホワイトハウスも、これだけ短い在任期間でオバマ氏が受賞したことを予想外と認識しているという。「Yes We Can」というキャッチフレーズで大統領選を勝ち抜き、今年1月に政権の座に就いたオバマ氏だが、就任から2週間足らずでノーベル賞候補に挙がっていたという。

米国は依然としてイラクアフガニスタンでの2つの戦争問題を抱えている。

これらの紛争の解決も期待して、また、これまでのブッシュ政権による米国一国主義を排して、
国連も軸にして、国際協調のスタンスへの期待を込めての今回の受賞だったかもしれない。

ノーベル平和賞に値するこれからの実績作りが責任といえそうです。