快挙でした!
「おくりびと」は、作品を見たときから、そのすばらしさで、2008年の邦画の
ベストワンと決めていましたので、「アカデミー賞・外国語映画賞」を受賞したときは、
映画を見た時と同じ感動を覚えました。
「おくりびと」が念願のアカデミー賞受賞
しかも邦画では54年ぶりの2冠!(短編アニメ部門も受賞!)
監督、出演者のスピーチの一部はこちら:
http://oscar.com/video/backstage/?tab=ThankYouCam&clipId=181874&autoPlay=true
映画界最大の祭典、第81回米アカデミー賞の発表・授賞式が22日(日本時間23日)、
ロサンゼルスのコダックシアターで行われ、滝田洋二郎監督の「おくりびと」が外国語映画賞を受賞した。日本映画の受賞は2003年に長編アニメ賞を受賞した宮崎駿監督「千と千尋の神隠し」以来6年ぶり。加藤久仁生監督の「つみきのいえ」も短編アニメ賞を受賞し、日本映画が54年ぶりに2冠を獲得した。
「おくりびと」は本木雅弘(43)主演で、山形県を舞台に遺体をひつぎに納める「納棺師」になった男性の姿を描いた作品。日本ではロングラン上映されヒット、日本アカデミー賞で本木の最優秀主演男優賞など10冠を獲得していた。
助演男優賞には「ダークナイト」の故ヒース・レジャーさん、同女優賞はペネロペ・クルスが
選ばれた。(以上、ニュースから)
主演の本木雅弘、広末涼子、余貴美子が監督の滝田と壇上にあがり、
「I'm very happy!!!(とても幸せです!)」と一言。後ろで涙ぐむ本木とともに、
英語で「この作品は私にとって、(英語のタイトル:Departures=旅立ちにかけて)
あらたな出発(Departures)となりました。そして、私たちはまだこの場に戻ってきたい
と思います!」とスピーチし、大きな拍手を浴びた。
今年のアカデミー賞外国語映画賞は、過去最高の候補数である計65作品のなかから選ばれた
秀作ばかり。そのなかから、見事に選ばれた「おくりびと」の外国語映画賞受賞は
日本にとって最高にうれしいニュースとなるはずだ! (ニュースから)
本来、地味なテーマで、「日本的」であるにもかかわらず、世界の万人に共感を
与えたもので、文字通り、映画が国境を越えた!
それにしても・・・
アカデミー賞主要部門で「スラムドッグ$ミリオネア」は強かった! 8部門も受賞とは!