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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「てなもんや三度傘」”あたり前田のクラッカー”</span>


おじさん世代が、つい口に出してしまう「死語」!

藤田まことの決め台詞:”(俺がこんなに強いのも)あたり前田のクラッカー!”

(「そんなことは、あたり前田のクラッカー!」と家で言おうものなら、
軽蔑(ブリジット・バルドーの映画ではありません)の目で、"なんだ、それは!”
と非難ごうごう。笑)

前田製菓の提供で、1962年からTVでオンエアされた国民的な番組、
「てなもんや三度傘」のなかの、藤田まことの名セリフ。




藤田まことと、もう一人この番組が生み出した人気者がいた。
”珍念"こと「白木みのる」だ。万年、少年(味噌のCMにでてくるような、坊主頭の
少年のよう)のようだが、当時ですでに28歳(現在74歳)だった!

昨年末、新宿歌舞伎町のランドマークでもあった「新宿コマ」が52年の
歴史に幕をおろした。「コマ」公演は見たことがなかったが、コマといえば、
北島三郎北島三郎公演の、欠かせない役者の一人が、白木みのるだった
ようだ。

TVで、最終公演の準備の様子を見ていたら、現在の白木みのるの姿もあった。
70代になって白髪混じりの普通の?紳士だった(笑)。
もはや、こども、少年の面影はなかった。





「てなもんや三度傘」は、日本が東京オリンピックを2年後に控え、高度成長期を迎える夜明けの
時期に、国民的な番組として、お茶の間にエンタテイメントを提供した高視聴率番組だった。



藤田まことは、この番組の時には、29歳(現在75歳!)。
「必殺仕事人」などのTV番組を経て、現在映画では重厚な役を演じている。
病気などと闘ったが、元気に復帰し、映画で大活躍。

最近の映画では、「椿三十郎」(2007年)「明日への遺言」(2008年) 「ラストゲーム 
最後の早慶戦」(2008年)などがある。