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<span itemprop="headline">★懐かしのテレビドラマ/昭和のヒーロー⑧「豹(ジャガー)の眼」</span>




豹(ジャガー)の眼」は、1959年7月から1960年3月までラジオ東京テレビ(KRT、現TBSテレビ)系で毎週日曜19時 - 19時30分に放送された。モノクロ作品(全38回放送)。

テレビ版の3年前の1956年に映画化されているが、そちらは未見。原作は高垣眸(「少年倶楽部」連載)。

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第一部・海外編、第二部・日本編に分かれ、ジンギスカンの血をひく日本人・黒田杜夫(モリー大瀬康一)と清王朝再興を目指す秘密結社「青竜党」の娘・錦華(藤圭子)が、悪のジャガーが率いる秘密結社“豹の眼”とのジンギスカンの隠し財宝争奪戦に挑む。

モリーと錦華が危機に陥ると、正体不明の正義のジャガーが現れ2人を助けてくれる。モリーの持つフビライの矢、ジャガーの持つダッタンの的、 錦華の持つオルコンの弓を合わせるとジンギスカンの隠した巨万の財宝のありかがわかると言われている。

第一部は海外編だが、鳥取砂丘伊豆半島伊豆大島で撮影されたものの、異国情緒が人気となった。

第二部の日本編では、原作の高垣眸の代表作である「快傑黒頭巾」の黒装束を白装束に変え、額に村上源氏の紋章を付けた「笹竜胆(ささりんどう)」を名乗るモリーと、ジャガー一味の戦いを描いた。

前番組「月光仮面から引き続き大瀬康一が主演を務めた。
ヒーロー番組としては初めてクレーンを使用したり、船上での撮影を行うなど大掛かりな撮影が行われた。大瀬康一は「豹(ジャガー)の眼」のあと「隠密剣士」で主演をつとめ、さらに人気俳優となった。少女・錦華の可憐なチャイナ・ドレス姿が人気を呼んだが、童謡歌手の藤圭子が扮していた。

 

主題曲というのは、小さい頃覚えた歌は忘れないもので、いまだに”ソラ”で歌える。

  ♪正義のために 決然(けつぜん)立って 燃える血潮を 滾(たぎ)らせる
  悪を懲(こ)らしめ 一筋(ひとすじ)に 苦難の道も 怖(おそ)れない
  撃つぞ ジャガー 撃つぞ ジャガー 出て来い ジャガー

月光仮面」同様、スポンサーは「武田薬品」だった。
昔は番組のスポンサーは1社単独だったようだ。「てなもんや三度笠」の藤田まことの決め台詞、”俺がこんなに強いのも当たり前だのクラッカー”というのは前田製菓の提供だったからだ。

アニメ「ナショナル・キッド」はナショナル(松下電器のブランド:現パナソニック)だったし、「鉄人28号」はグリコで、主題歌の歌詞の最後に「ブーンと飛んでく鉄人 ~ 28号」の後に、「グリコ グリコ グリコ~♪」という言葉が入っていた。”冠”スポンサーというものか。


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