自分にとってのインパクト、印象で「独断的に」選ぶ邦画も、いよいよだんだんと
上位になって行きます。どんな作品が入ってくるのか、興味があります。
「邦画Myベスト30」③(16-20位)を見てみましょう(笑)。
16位 「蒲田行進曲」(1983年)
・・・日本の女優としては、頂点をきわめた時期にあった松坂慶子だが、
歌よし、スタイルよし、ルックスよしで、ファンでしたね。「事件」「上海
バンスキング」とかよかった。ただ、代表作を1本あげろということになると、
これかな(笑)。音楽、平田満の階段落ちなどいいですね。
17位 「天城超え」(1983年)
・・・渡瀬恒彦、田中裕子、平幹二朗、伊藤洋一、吉行和子など。田中裕子のファンでもったので、
「レイプ」「ええじゃないか」など考えましたが、1本だったらこれ。殺人を犯した少年の回想。
18位 「なんとなく、クリスタル」(1981年)
・・・田中康夫の小説デビュー作(学生だったんですね)。100万部突破。原作は、
ブランドのオンパレードで、煙に巻かれた。かとうかずこ(21歳)のフレッシュさが印象的。
19位 「虎の尾を踏む男たち」
・・・黒澤明監督の低予算映画。義経の「勧進帳」をはじめて知った。ハラハラ場面も。
狂言回しのエノケンがよかった。
20位 「点と線」
・・・松本清張原作では、雰囲気がよくでていた。うらぶれた北陸の風景、時刻表のトリック
など、原作を読んでも、うならせる。