「邦画Myベスト30」②(21~25位)
30本を選ぶのも難しいものです。
あれも入れたい、これも入れたいという映画が出てきますが、数に限りがあります(笑)。
こんな作品を選びました。
21位 「青春の蹉跌(さてつ)」(1974)
・・・この頃のショーケン(萩原健一)は、完全に歌手から俳優に転向。
勢いがあった。桃井かおりを殺してしまうのだが・・・。
22位 「用心棒」(1961)
・・・「荒野の用心棒」が生まれるほどの傑作。「用心棒」がさらに娯楽的
大作に発展したのが「椿三十郎」。黒澤明監督の殺陣を使ったアクションが見もの。
23位 「旅の重さ」(1972)
・・・16歳(高橋洋子)の少女の旅を詩情豊かに描いた。地方のオールロケ風景が印象的だった。「赤ちょうちん」「さらば青春の光よ」なども入れたかったが、入らず。
24位 「お葬式」(1984)
・・・「葬式」という意表をついた地味な題材で伊丹十三監督は、喜劇を作ってしまった。
25位 「心中天網島(しんじゅうてんのあみしま」
・・・近松門左衛門の同名原作。岩下志麻の女優魂あふれた演技につきる大傑作。