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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

70年代(90)「ルーという女」(1972年公開、1969作品)

ルーという女」(原題:PUZZLE OF A DOWNFALL CHILD、1969)は日本での公開は1972年春。「俺たちに明日はない」「華麗なる賭け」などで人気女優だったフェイ・ダナウエイが主演。共演はロイ・シャイダー(「ジョーズ」「フレンチ・コネクション」「恐怖の報酬」=リメイク)。
 
かつては、人気があったファッション・モデルの波乱万丈のストーリー。
いまや、落ち目になったモデルのルー(フェイ・ダナウエイ)が、波乱に富んだ自分の過去を回想するスタイルで描かれるファッションモデルの”残酷物語”だった。
 
ルーは、幼い頃老人に犯されたことがトラウマとなっていた。
そのため、未だ何の歓びも感じられないルー。
 
ルーにとっては、唯一の友人で愛し合ったこともあるアーロンとも、もはや別れを匂わせるような関係となっていた。
 

 

売れっ子モデルとしての栄華を味わった彼女も、それを持続し続けることは難しかった・・・。
後に撮る「スケアクロウ」など、ヒューマンな作品を得意とするJ・シャッツバーグの監督デビュー作であった。フェイ・ダナウエイの演技が光った

フェイ・ダナウエイは、後の「ネットワーク」でアカデミー賞主演女優賞を獲得している。