fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「あるいは裏切りという名の犬」(2004製作、2006公開)

 
  あるいは裏切りという名の犬のタイトルを目にしたとき、
 ずいぶん長いタイトルだと思った。しかし、見た人のコメントを読むと
 大半は、評価が高かったようです。というわけで、きょう見てきました。
 2本立てで、もう1本は「サンキュー・フォー・スモーキング」だったが、
 時間の関係で、見なかった。

予告編はこちら:http://youtu.be/4KAddZnC6XQ


 「あるいは~」は、衝撃の実話をベースに、権力志向の強い野心家の刑事
 (ジェラール・ド・バルデュー)と、彼の策略で投獄された正義感あふれる刑事
 (ダニエル・オートゥイユ)の運命を描いたフレンチ・ノワール
 「LAコンフィデンシャル」は、俳優で見せる一級の映画だった。それに近い
  フランス版の警察の内幕映画か。

 監督は元警官という異色の経歴を持つオリヴィエ・マルシャル。ハリウッドでは
 ロバート・デ・ニーロ製作によるリメイクも決定している。

 パリ警視庁の警視レオ(ダニエル・オートゥイユ)とクラン(ジェラール・ドパルデュー)は、互いにライバル心を抱き、次期長官の座を争っていた。現金輸送車強奪事件でクランが犯したミスによって、レオの親友エディ(ダニエル・デュヴァル)の命を奪ったのを機に、2人はますます対立の様相を深めていく。

 比較的最近のフランス映画では見ごたえがあった。

 ☆☆☆