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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画:「主人公は僕だった」(2007)

 
このブログのもっとも古くからの ”お得意様”の一人、モアさん(morebouns)さんからのお勧めもありましたので、「主人公は僕だった」をきょう、見てきました。窓口へ行ったら、きょうは水曜日、"レディーズ・デイ”だった(笑)。

 感想一言:

 ①「男と女」のワンシーンが出てきて、テーマ音楽がかかり、それを見ただけで、一 見の価値がありました(笑)。懐かしいですね。
 
 ②主演俳優が、美男美女でなく、どちらかといえば
 普通の平凡な部類(爆)の俳優がでているので、
 ラブストーリーにも感情移入ができる。(ブラッド・ピット
 二コール・キッドマンでは、おとぎ話になってしまう?)
 
 ③ストーリー自体に、ひねりが感じられて面白かった。

 こんなところです。
 ストーリーは、あちこちで紹介されているので、省きます(笑)。

 "主人公”ハロルド・クリックを演じるウィル・フェレルは、
 どこかで見たと思ったら、「プロデューサーズ」で、おかしなドイツ兵を演じて
 いました。歌を唄ったりコミカルな役でしたが、「主人公は僕だった」では、
 面白みゼロで、終始、神妙かつ堅物(国税局では仕方ないか?)を好演。

 エマ・トンプソンは、クリントン元大統領をモデルにした
 映画「パーフェクト・カップル」の大統領夫人が印象に残る。「主人公は~」では、
 病み上がりの作家で、「ラストシーンで、主役は必ず死ぬ」ストーリーを
 書いてきたが、今回は・・・? 自然体の演技でうなります。
 英国人ですかね、ホフマンと違い、イギリス英語で・・・。

 アナ役のマギー・ギレンホールは、一番役得か。刺青をして、反体制に力 を注ぐが、クッキー焼きのプロの道で、主人公に、徐々に惹かれる。
 最近、映画に多く出ているが「セクレタリー」で、見たことがある。
 ちょっと見が、キャリー・フィッシャー似(「スターウオーズ」)だ。
 恋さんが、「クッキーが食べたくなった」とおっしゃってましたが、
 よくわかりました。おいしそうですね。種類もたくさんあるようで、
 名前が出ていましたが、覚えられない!(笑)。

 ヒルバート教授役のダスティン・ホフマンは、「卒業」から、
 40年経ているが、最近は「パヒューム」など出演しても、出番が少ない。

 「ホリディ」は1分もない(笑)。70歳くらいでしょうが、水着でプールに
 飛び込むとは、役者も大変。演技派はさすが。映画に厚みを加えますね。
 
 クイーン・ラティファは、「Taxi NY」のように、
 元気印、コミカルな役がいいが、「主人公~」では、作家の助手で、
 凛とした役柄。それにしても、横幅ある。

 主人公が好意を寄せる女性、アナへのプレゼントが、なんと花でなく、球根。
 これでもまじめ、精一杯だ。 相手も戸惑うが、「なぜ?」の答えが、
 「あなたを求めているから」(笑)と直球できました。
 "好きだ"に理由はいらないとはいうが・・・。(メモしとこ。使いたい?爆)

 結局、相手からも「あなたを求めている」といわれ、
 相思相愛に。

 そのときに・・・

 テレビで流れる映画が、「男と女」のシーン。
 あの、ジャン・ルイ・トランティニャンとアヌーク・エーメの
 シーン。そして、有名なテーマ曲。"シャバダバダ・・・・”
 二人が「男と女」の映画の主人公にダブって見えてくる・・・にくい演出!
 
 映画ファンを、泣かせないでくれ(爆)。

 蛇足ですが、"映画は日記"というのが、持論です。
 映画を見たときの状況がよみがえります。

 一人で、どこで見たのか、だれかと見たのか、など。

 「男と女」は、新宿の今は丸井のビルになっている
 劇場で30年以上前に見ましたが、そのとき、風邪で体調が悪かったな、
 というのを覚えています。そのため、名作といわれても、
 映画に集中できず、音楽だけが強く印象にある、
 というわけです。

 きょう、一シーンを見て、また、もう一回見直さないと
 いけない映画だなと思いましたよ。

 映画は、日記です・・・(爆)。
 

 ☆☆☆


 
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