↑ 若いカースン(下)は確かにブッシュに似ている(笑)
ジョニー・カースン(Johnny Carson)は、米国のNBCテレビの有名なトーク番組「トゥナイト・
ショー」の名司会者だった。
1980年代後半から1990年代初頭までの約5年間、カースンの番組を毎日のようにテレビで見る機会が
あった。2年前の2005年の1月に亡くなっているが、日本にはいないイプの司会者だった。エンタテイ
ナー司会者とでもいえようか。
ジョニー・カースンは、ちょっと見が今のブッシュ大統領に似ている。
すばらしい話術。ユーモア・センスが抜群。時には、扮装したり、茶目っ気も
あった。アメリカの司会者、アンカーマンのすごさを知った。
知的センスがあり、大物をゲストに迎えて、言葉のキャッチボールでは、
天才的で、特に間の取り方などのうまさに、強い印象を持った。
ただ、アメリカ人なら当然知っているようなギャグや、言い回しなどが
わからず、視聴者が爆笑の渦に巻きこまれているのに、笑えない場面が
しばしばだったので、あらためて英語力(広い意味の教養を含めて)の不足を
感じたものだった。
当時から、人気をカースンと二分していたデビッド・レターマンの番組に
ゲストとして、テレビに最後に出演している映像を発見した。
その映像では、最初に「あれ」と思ったが、それは本人ではなく、別の人が出て、
本人登場となるのだが・・・当然観客はスタンディング・オベーションと
なった。
デスクの前に座り、レターマンと席を交代して、いつもの話し方のポーズを
して、何を話すかと思ったら・・・・(爆)さすが・・・一言も(爆)
アメリカ人にとって、ジョニー・カースンがどれほど絶大な人気があったか、
尊敬されていたかの一端がうかがい知れる。レターマンは、好敵手であったので、
ライバル同士顔を並べるのはめずらしい。
その映像はこちら:http://www.youtube.com/watch?v=YvaUa559gMw
それにしても、YouTubeってすごい。こんな番組も見られるとはありがたい(笑)。