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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">(33)「男が女を愛するとき」(2000):凡庸なメロドラマだが・・・。</span>


 
 「男が女を愛するとき」(2000年公開、イタリア映画、ニーノ・ビツァーリ監督作品)。
 Gyaoで配信されていた(5/5まで)ので見た。アンディ・ガルシア主演の同名映画もあるようですが、
 別物。

 イタリア製のエロチック・ドラマとの触れ込みだが、それほどでなく、男と女の恋愛についての
 考え方のズレを描いていた。「男が女を愛するとき」のタイトルは、安易。結局は、紆余曲折の末、
 自分の気持ちが相手にあったと気づいた時、本当の愛が生まれた・・・ということなのでしょう
 (笑)。凡庸だが、一見の価値あり(矛盾しているが)。

 プレイボーイの男は、女性を都合のいい女と思い、一方の女性は貞淑で一途。二人が恋に落ちていく
 中で、嫉妬心、憎しみ、裏切などの愛憎を描いた。

 セクシーなイタリアのトップシンガーで女優のフランチェスカ・スキャーヴォが、裏切られたことで
 心に傷を負い、 男性不信になってしまった主人公の女性サラを演じている。

 ストーリーは、婚約者のジャンカルロに裏切られたサラがあるパーティーの帰りにプレイボーイの
 歴史学者ブルーノと出会う。次第にブルーノに惹かれていったサラだったが・・・。映画のパターン
 はよくある話。男は、しばらく同棲の後、姿を消して、別な都市に移って音信普通。1年後、よりを
 戻そうとサラにまた近づいてくる。サラが期待していたのは、前に一緒に住んでいたときにも、言って
 ほしかった言葉。「愛してる」という一言だった(これが男と女の違いなのでしょう。男は
 言わなくたって、わかっているだろう。何をいまさらと思う。照れくさい、もある。ところが、
 女性は、それでも「言葉」で言ってほしい、ということのようです=笑)。

 それにブルーノが気がついたというわけ(爆)で、ドア越しに、自分が悪かったと反省して、
 その言葉を ”ついに”言ったので、またサラの気が動くことになる。ありふれたB級メロドラマ
 だった(笑)。無料だったので見ましたが、わざわざ劇場では見ないだろう映画です(爆)。