↑「コーヒー・ブレーク」に湯のみですが・・・。
少し古い話です。私の知人の一人、Aさん(日本人男性)は、ドイツの大学に留学して、
ドイツ人女性と結婚し、日本に帰国し、生活を始めた時の話。
ドイツ人の奥さんは、日本の生活にもなれ、旦那さんが仕事で日中いないので、
旦那さんのお母さんが、できるだけ、日本の文化を知ってもらおうと、身振り、手まねで
物を指して、「これは、○○。それは、XX」と日本語を教えていったそうですが。
「湯のみ茶碗」を手にとって、お母さんは、その異国の嫁さんに、これは、
「湯のみ」「湯のみ」と説明するのですが。こればっかりは、嫁さんは、
「ン、何?」と繰り返すばかりで、まったく、あっけに取られてしまいました。
その奥さんには、「私を知っているか?」と何回も変なことを聞くお母さんだなあ、
と思ったそうです。
「You Know Me?」「You Know Me?」と聞こえるわけですから、
そりゃ、きょとんとするでしょう。とんだ、国際コミュニケーション・ギャップに
大笑いしたとさ。
Aさんがかつて、語ってくれたエピソードの一つ。
仕事で毎晩、帰宅が深夜。外国の奥さんは、そうした日本人の働きすぎは、
なかなか、理解してくれません。「もう、私と仕事とどっちが・・・」という心境なのでしょう。
あるとき、夜12時近くに帰ったときに、ドアに張り紙が張ってあったというのです。
ここはホテルではありません
「ウーン、マンダム、じゃなかった、ウーン、強烈~」