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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1970年代(28)「サタディ・ナイト・フィーバー」</span>


                     ↑踊りで圧倒したトラボルタだったが・・・。

 これを取上げたときには知りませんでしたが、BSで、トラボルタ司会で
 米国映画音楽ベスト100という番組があったそうですね。タイムリーだったか(笑)。

 「サタディ・ナイト・フィーバー(S.N.F.)」(1977年、公開78年)
 ディスコ・ダンス・ミュージック映画の金字塔的作品でしょう。
 24歳の無名の若者俳優を一夜にして世界的スターにしました。
 ジョン・トラボルタです。アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされました。
 動きのかっこよさ、身のこなしは、驚異的でした。
 
 その後は、「グリース」などで、ダンス・ミュージック路線を走る
 トラボルタでしたが、「S.N.F」を超えるヒットもなく、しばらく低迷、
 タランティーノ作品「パルプ・フィクション」あたりで復活を遂げることに
 なります。ある作品のイメージが強烈すぎて、その後に低迷する俳優も
 結構いますから。

 この映画では、なんといっても、ビージーズの「ステイン・アライブ」など
 軽快なディスコナンバーが、大・大ヒットしました。
 世界中でディスコブームの火付け役となった青春映画の傑作といえるでしょう。

 単なるディスコ映画ではなく、青春ドラマでした。
 大人に成長していく主人公(トラボルタ)の微妙な心情や苦悩などが
 伝わってきました。 今のトラボルタからは、想像しにくいですが、この映画の当時は
 スラりとして格好良かったですね。 ダンスも上手い。

 この映画からか「フィーバー」という言葉が大流行。

 ちょっとブレイクすると、何でも ”フィーバー” になって行きましたね。
 もともとは、「(風邪などで)熱がある」ということなのでしょうけど。
 日本人はフィーバーが好きですね。一昨年あたりも「ヨン様」フィーバー(笑)が
 ありましたが、まだ続いているのでしょうか。
 
 ABBAなどの「ダンシング・クイーン」などディスコ音楽全盛のころは、六本木の
 ディスコ「ベルファーレ」などが人気を集め、普通のOLが ”お立ち台"で踊る姿は、妙に
 セクシーだったですね(通っていたのかい、って。いえ、その、たまあーに会社のグループで=笑)。
 
 このフィーバー映画、一時のフィーバーでしたが、当時は大変なものでありました。
 この種の映画では、「ダーティー・ダンシング」なんかが好みの映画でした。