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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「大空港」:オールスター・キャストの「エアポート」シリーズ元祖。

 ↑オールスターキャストの「大空港
 
大空港」(1970)は、有名俳優を見ているだけでも必見。劇場公開時に見た。オールスター・キャストの「空港パニック・アクション映画」のさきがけ作品となった。猛吹雪と、爆弾という二重パニック状態での人間ドラマでみせた。


その後「エアポート75」「エアポート77」「エアポート80」の続編が製作された。
俳優の豪華さと、乗客のそれぞれの人間描写などを織り交ぜ、ドラマを盛り上げた。「大…」と冠した映画が当時流行した。


大昔には「大列車作戦」や「大脱走」もあったが、このころから「大地震」「大反撃」なんでも「大」をつければ、いいっていうもんでもないが(笑)、大作に思えるからか。

監督: ジョージ・シートン
製作: ロス・ハンター
原作: アーサー・ヘイリー
脚本: ジョージ・シートン
音楽: アルフレッド・ニューマン
 
出演は豪華そのもの:
バート・ランカスター(空港長): (こういう群像劇では、適任か)
ディーン・マーティン(機長) :(歌わないマーティン)
ジーン・セバーグ     
ジャクリーン・ビセット:(「ブリット」では、S.マックイーン刑事の奥さん役)
ジョージ・ケネディ :(相変わらず渋いところをみせた)
● ヘレン・ヘイズ :(この映画でアカデミー賞助演女優賞!)
ヴァン・ヘフリン:(シェーンで、家主を演じた)
● モーリン・ステイプルト
● バリー・ネルソン(機長)
● ダナ・ウィンター
● ロイド・ノーラン
 ほか
 
(内容)
ローマ行きの旅客機内に、爆弾が持ち込まれているという通報が入った。機長と主任スチュワーデスは、爆弾の入ったアタッシュ・ケースを確保しようとするが、犯人は爆弾もろとも自殺。そしてその衝撃で、旅客機の胴体に亀裂が入り、空中分解の危機が訪れる。

急遽、旅客機はケネディ空港へ向けて転回するが、空港は猛吹雪のため一切の機能を停止していた……。未曾有の危機をサスペンス豊かに描いた航空パニックの傑作。

バン・ヘフリンや、ヘレン・ヘイズのベテラン演技が光った。とくに、ヘイズは、せこいタダ乗りするお茶目なおばあちゃん役で、アカデミー賞助演女優賞を受賞した。コメディ要素もあり、見ごたえはあった。


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