ヴェラ・ファーミガ(1973年8月6日~)をぜひ取り上げて…というミッションがguchさんからあったので「マイレージ、マイライフ」(2009)で魅力的だったファーミガを取り上げた。
ヴェラ・ファーミガは2005年の「Down to the Bone」で多くの主演女優賞を獲得し注目された。2006年にはマーティン・スコセッシ監督作「ディパーテッド」でヒロインの座を射止めた。
「ディパーテッド」
その魅力が開花したのが「マイレージ、マイライフ」(2009)だった。この映画でゴールデングローブ賞助演女優賞およびアカデミー助演女優賞にノミネートされた。
ファーミガによれば「クルーニーに近づけるのであれば」と冗談ぽく語っている。ルックス的には特別美人とは言えないが、性格美人?で引き込まれた(笑)。
「マイレージ、マイライフ」では、コストカッター(首切り専門)のライアン(ジョージ・クルーニー)は旅先でアレックス(ヴェラ・ファーミガ)と出会い意気投合。あるときシカゴのアレックスの自宅をサプライズ訪問すると、家には夫と子供がいて…。
まさかの展開に、ライアンは夫に察せられる前にその場を立ち去る。アレックスは後にライアンに電話をかけ、家族が本物の人生であり、彼はただの逃避であることを伝える。
飛行機でライアンは搭乗員から「マイレージが1000万マイル達成です」と発表される。操縦席からフィンチ機長がライアンの元へ現れ、彼が最年少達成者であることを告げる。機長からどこに住んでいるのかを尋ねられるとライアンは「ここです」とだけ答えるのだった。
大部分を出張に費やすライアンはほとんど自宅に戻らず、旅を楽しみ、アメリカン航空史上7人目で最年少の1000万マイル達成者となることを目標にしていたのだ。
アレックスとも気軽な関係を保ちたかったのだが…。コメディと哀愁が漂う映画だった。
ヴェラ・ファーミガは、リーアム・ニースン主演の「トレイン・ミッション」にも出演。謎の女を演じている。
最近では「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(2019)では、純古生物学者を演じていた。
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」