↑上:若山弦蔵、中学の時の声から、あの低音
(声変わりでなく=笑)だったと聞いたことがあります。
下:この人の声は、本人がいいですね。
声優シリーズ②「若山弦蔵」
この人の声は、落ち着いた低音の魅力で、ドスもきいています。
30歳代くらいで、50-60歳の中年、初老の役柄の声を担当していた
ことに驚いた記憶があります。
ラジオのパーソナリティ(東京ダイヤル954)というのは長寿番組
(1973年ー1995年)の記録だそうですが、たまに聞いていました。
声優の草分けの一人といってもよいと思います。
若山弦蔵(1932年生まれ)
主な吹き替え
●ショー・コネリー(007シリーズ、インディ・ジョーンズ、アンタッチャブルほか)
●レイモンド・バー(鬼警部アイアンサイド)
●ピーター・グレーブス(スパイ大作戦=Miの原型)
●ジーン・バリー(バークにまかせろ)
●俳優名忘れました(ローン・レンジャー)
アイアンサイドが、強烈な印象です。
コネリーは、メインは、若山弦蔵で、そのほかにも、大平透、近藤洋介、石田太郎など
数人が、映画タイトルによって担当。また、DVDの吹き替えバージョンでは、さらに
別な人が吹き替えている状況です。あとは、テレビ局により、声優を使い分けて
いるという状況もあるようです。コネリーに関しては、吹き替えは、若山弦蔵で
いいとしても、コネリーの声は、本人のオリジナルの声が最高ですね(笑)。
余談ですが、ドイツでは、外国映画は、劇場でもほとんどが吹き替えのため、
「ソフィア・ローレンのオリジナルの声を聞いたことがない」(ドイツ人)という
事態にも、直面したことがありました。ソフィア・ローレンのドイツ語(?)を
聞いてもね、といった印象を持ちました。基本的には、オリジナルで見たいですね(笑)。