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訃報:声優・大平透(「スーパーマン」「スパイ大作戦」)、死去。86歳。


声優の大平透が12日、亡くなった。86
歳だった。
 
1929年(昭和4年)9月東京都生まれ。
ラジオアナウンサーとして活動を始め、1956年、米国のテレビ映画「スーパーマン」でスーパーマンクラーク・ケントの声を担当。字幕から切り替わったばかりの生吹き替えに苦労しながらも、魅力的な低音で一躍人気者となった。
 
「おはようフェルプス君」で始まる「スパイ大作戦」の指令テープの声では「なお、このテープは自動的に消滅する」でおわり、人気となった。映画「スター・ウォーズ」のダース・ベイダーの吹き替えも担当した。
 
アニメでは「おらぁグズラだど」「ハクション大魔王」の主役のほか、米アニメ「ザ・シンプソンズ」のホーマーでも印象を残した。
 
1989年に始まった藤子不二雄(A)原作の「笑ゥせぇるすまん」は、大人向けのアニメとして放送され、喪黒の「ホオーッホッホッホッ」という不気味な高笑いが話題を集めた。そのキャラクターは、近年のウーロン茶のCMにも登場した。
 
テレビの初期の頃から1960年代にかけては、大平透若山弦蔵が低音の魅力で印象深い。2007年3月3日、第1回声優アワード功労賞を受賞。 
 
ご冥福を祈ります。
 
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