サンダース軍曹(ヴィック・モロー)(右)
外国のテレビドラマの草分け的な存在だった「コンバット!」。
日本においてはTBS系列で1962年11月7日から水曜日、20:00から1時間放送され人気を博した。特にテーマソングとナレーションのSTARRING: RICK JASON (AND) VIC MORROW(サンダース軍曹役のヴィック・モローが主役のエピソードの場合には、STARRING: VIC MORROW (AND) RICK JASON)が有名だ。
この吹き替え当時は、20代後半だったという。今から思うと、「ええ、20代で、あの渋い声?」と驚きだが、当時は、声優では、若山弦蔵(ショーン・コネリー、ピーター・グレープス)、大平透(「スーパーマン」)など低音の魅力の声優が多かったが、田中信夫のサンダース軍曹も低音で、ぴったりだった。 田中信夫
田中信夫の吹き替えで有名なのは、ヴィック・モロー(サンダース軍曹)のほか、シドニー・ポワチエ、グレッグ・モリス(「スパイ大作戦」)、バート・レイノルズ、フランコ・ネロなどがいる。 昔は、俳優のイメージに合った声優が多く、その声優の声が俳優の声を決定づけていた。
1960年代~70年ごろまでは、ビデオもDVDもなく、洋画はテレビ中心の時代だった。
「コンバット!」のオープニング: http://youtu.be/IpsmfSqjFyA