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映画「ロング・ウィークエンド」(原題: Long Weekend、2021、劇場未公開)を見る。

ロング・ウィークエンド」(原題: Long Weekend、2021、劇場未公開)を見る。ロマンティック・コメディだが、実はタイムトラベラーのSF要素あり。91分。監督はこれがデビュー作のスティーヴン・バジロン。


主演は「ラ・ラ・ランド」でミアの恋人役を演じたフィン・ウィットロックと「ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢」のゾーイ・チャオ

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小説家になるという夢を諦めてから運に見放されていたバート(フィン・ウィットロック)には何一つ良いことがなかった。


やけ酒を煽った状態で映画を見に行ったバートだったが、そのまま寝落ちしてしまい、見知らぬ女性、ヴィエナ(ゾーイ・チャオ)に起こされたときには、映画の上映は既に終わっていた。

ヴィエナは、この街を全く知らないのでバートに案内してほしいと申し出る。モテたことがないバートにとっては、うそだろうと思いながらも、一緒に食事をするなどして意気投合し、一夜を共にする。

「ようやく人生の運気が上向いてきた」と喜んでいたバートだが、徐々にヴィエナへの疑念を抱き始めた。

というのも、ヴィエナがプライベートについて何をしているのかなど一切語ろうとしないのだ。花火遊びもしたことがないというし、なんと携帯電話も持っていないのだ。

バートは友人にそのことを話すと、そんな女性はおかしい、付き合うのはやめろと忠告する。

ほどなくして、バートは、半分冗談めかして、殺人でも犯して逃亡中なのかとその理由をヴィエナ本人に問いただしたが、ヴィエナから返ってきた答えはにわかには信じがたいものであった。

ヴィエナによると、病気の母親を救うために2052年の世界からやって来たタイムトラベラーなのだという。もうすぐ帰らなけらばならないというのだが…。

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バートが気になったのは、ヴィエナがIDもキャッシュカードも持たず、支払いなどはすべて大金の現金の束から支払っていたことだった。バートとヴィエナは、相談して、貸金庫を借りて預けることにした。鍵はどちらも利用できるように共用にした。

ヴィエナという女性が未来から来たというのなら、バートが応援しているNBAチームは優勝したかと問いかけるが、その都度あいまいにされる。

しかし、ヴィエナがあるとき姿を消してしまった後、ヴィエナは本当にいたのかあるいは夢の中だったのかと思ったバートは、そうだ、あの貸金庫がある。

貸金庫のボックスのカギを開けると、二人で歩いたところなどの写真があった。

そして、写真の裏には、あなたの言っていたNBAチームは2020年代に優勝している…とあった!

ロマコメの中にタイムトラベルの要素を盛り込んでいるが、それなりに見どころがあった。ゾーイ・チャオという女優がアジア系っぽいが、雰囲気が若いころの桃井かおりに似ているなと思った(笑)。

【キャスト】
バート:フィン・ウィットロック
ヴィエナ:ゾーイ・チャオ
ダグ:デイモン・ウェイアンズ・Jr
レイチェル:ケイシー・ウィルソン
パトリシア:ウェンディ・マクレンドン=コーヴィ
ラリー:ジム・ラッシュ
テディ:カーター・モーガン

※「Netflix 」で鑑賞。

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