監督は「トランスポーター3 アンリミテッド」などのオリヴィエ・メガトン。
映画は主人公カトレアが9歳の時に両親の命を奪われ、マフィアに復讐を果たすべく、すご腕の暗殺者となった女性の運命を追い掛けていく。ゾーイ・サルダナは、凄惨な過去を抱えた美ぼうの暗殺者カトレヤを熱演し、体を張ったハードな見せ場も次々と披露していくのが見所。
ただ、両親の仇を討つ目的を遂行するがために、カトレアは自分の将来も失っていくのだった。その目的のため、カトレアは自ら暗殺者となり、叔父エミリオ(レストレポ:クリフ・カーティス)が請け負う殺害の依頼をカトレアが引き受けるという形で、カトレアは殺し屋として腕を磨きそして、殺し屋として生きていくことになる。
カトレアは自分が殺した凶悪犯罪者たちの死体に、コロンビア国花の「カトレア」の花模様を必ず残していく。そうすることで両親の復讐を思い知らせていくのだ。彼女がカトレアを遺すことで、マフィア達に「まだカトレアは生きている」というメッセージを伝えることにもなる、自分がいわば囮(おとり)になって、マフィアたちをおびき出すという狙いでもあったのだ・・・。
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主人公が、9歳の頃からなぜか身体能力が優れている。
すべてを娘のカトレアに託す父
少女の父親が、マフィアから狙われるが、その父親が持つ秘密の情報(SDカード)を奪うのが狙い。父は、その小さな物こそ、”パスポート”になると9歳の娘カトレアにそれを渡し、いざという時に、シカゴの叔父を頼るようにと住所のメモを渡す。
電車で、カトレアがある雑誌を目にする。
刑務所に服役中のマフィアの一味に復讐するために、あえて事故を起こして捕らえられ、ひとりひとりに復讐していくが、あえて復讐相手の親玉をおびき出すために、足跡(印)を残していく。
それにしても、コロンビアというところは治安が悪いようだ。
コロンビアといえば、昔はコーヒーというイメージが強かったが、映画の冒頭に映し出されるのは、1992年という設定で、武装集団、麻薬の取引、暴動と治安の悪さが描かれている。
■カトレア:ゾーイ・サルダナ(女性暗殺者)
9歳の少女カトレア:アマンドラ・ステンバーグ
■マルコ:ジョルディ・モリャ(マフィアの大物ドン・ルイスの手下)
■ロス:レニー・ジェームズ(FBI捜査官)
■ダニー・ダラネイ:マイケル・ヴァルタン(画家でカトレア=偽名ジェニファ=の恋人)
■エミリオ・レストレポ:クリフ・カーティス(シカゴに住むカトレアの叔父)
予告編
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