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映画「キングダム 運命の炎」(2023)を見る。シリーズ第3弾。

キングダム 運命の炎」(2023)を見る(MOVIXさいたま)。古代中国の春秋戦国時代末期における戦国七雄の争乱を描く漫画家・原泰久による大人気コミックの実写化第三弾。

前作「キングダム2 遥かなる大地へ」(2022)の続編。今作では「馬陽の戦い」と「紫夏編」が描かれる。このシリーズはまだまだ続く。

スペクタクルのアクションシーンが相変わらずすさまじく、大画面向きの映画。登場人物が多く、名前と関係性を覚えるのが大変だが、第1作からのつながりや、過去のいきさつなども描かれ、現在の状況が理解できることになる。

個性的で存在感のある俳優が多く、中でも大沢たかおが演じる伝説の大将軍・王騎(おうき)が圧巻。独特の言葉遣いは「相棒」の杉下右京(水谷豊)のように印象に残る。壮絶な最期を遂げる紫夏(しか)を演じるも強烈。

 

そして、2カット程しか登場しないが、ラストでその雄姿を見せる長澤まさみがカッコいい。そして最後の最後に、次回作につながるとみられる李牧(小栗旬)と龐煖(吉川晃司)がサプライズで登場。龐煖は、剣術に優れ、敵方の最強人物として登場し、強敵になりそう。
・・・
500年にわたり、七つの国が争い続ける中国春秋戦国時代
戦災孤児として育った信(しん)(山崎賢人)は、亡き親友と瓜二つの秦の国王・嬴政(えいせい)(吉沢亮)と出会う。

運命に導かれるように若き王と共に中華統一を目指すことになった信は、仲間とともに「天下の大将軍になる」という夢に向けて突き進んでいた。
そんな彼らを更なる脅威が襲う。

秦国に積年の恨みを抱く隣国・趙の大軍勢が、突如、秦への侵攻を開始。
残忍な趙軍に対抗するべく、嬴政は、長らく戦から離れていた伝説の大将軍・王騎(おうき)(大沢たかお)を総大将に任命する。

決戦の地は馬陽。これは奇しくも王騎にとって因縁の地だった…。
出撃を前に、王騎から戦いへの覚悟を問われた嬴政が明かしたのは、かつて趙の人質として深い闇の中にいた自分に、光をもたらしてくれた恩人・紫夏(しか)()との記憶。

その壮絶な過去を知り、信は想いを新たに戦地に向かう。
100人の兵士を率いる隊長になった信に、王騎は「飛信隊」という名を授け、彼らに2万の軍勢を率いる敵将を討てという無謀な特殊任務を言い渡す。
失敗は許されない。

秦国滅亡の危機を救うため、立ち上がれ飛信隊。
運命に導かれ、時は来た。キングダム史上最大の戦いがいま始まる…。

 

   

趙荘(ちょうそう)(山本耕史)のセリフ。「王騎、貴様の狙いはわしの首か。とれるものなら取ってみろ!」と凄みを聞かせていたが、まさかの少数精鋭100人の飛信隊にまじかまで近寄られて、〇〇されるとは…。

「全軍、前進!」…という言葉にもしびれた(笑)。

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主な出演者:
■信:山﨑賢人…百人将/飛信隊・隊長。亡き親友・漂と約束した「天下の大将軍になる」という夢をかなえるため、己の腕ひとつで武功をあげる。ともに王宮奪還を果たした中華統一を目指す盟友・嬴政とともに、乱世を突き進んでいく。伝説の大将軍・王騎より“飛信隊”の名を授かる。
■嬴政(えいせい)/漂:吉沢亮…秦国の若き王。異母弟・成きょうのクーデターを信とともに平定し、玉座を奪還。
■河了貂(かりょうてん):橋本環奈…軍師見習い。鳥を模した不思議な蓑をかぶった山民族の末裔。
■羌瘣(きょうかい):清野菜名…飛信隊・副将。特殊な呼吸法を操る“巫舞”(みぶ)で、その身に神を堕として戦う。徐々に心を開き、飛信隊を自分の居場所だと感じ始めつつある。
■壁(へき):満島真之介…千人将。昌文君の副官で、嬴政に忠誠を尽くす武将。信を気にかける兄貴的存在。
■尾平(びへい):岡山天音…飛信隊。信と同じ村出身で、チンピラ兄弟と言われる“尾兄弟”の兄。お調子者だが、仲間思いな一面もある。
■尾到(びとう):三浦貴大…飛信隊。信と同じ村出身で、チンピラ兄弟と言われる“尾兄弟”の弟。穏やかながら芯の強い性格。
■紫夏(しか):杏…趙国の闇商人。敵国で虐げられていた若き嬴政を見て、亡き義父の教えから秦国への脱出計画を請け負う。
■万極(まんごく):山田裕貴…趙国軍・副将。秦国のすべての民を根絶しようとしており無差別な惨殺行為を繰り返している。
■昌文君(しょうぶんくん):髙嶋政宏…秦国・文官。嬴政の忠実な側近の一人。
■騰(とう):要潤…王騎軍・副将。実力は謎。
■肆氏(しし):加藤雅也…秦国・文官。かつては竭氏の参謀として王弟の反乱の指揮を執っていた。鎮圧後は、嬴政の側近。
■干央(かんおう):高橋光臣…王騎軍の軍団長。
■尚鹿:渡辺邦斗…壁の幼馴染であり千人将。
■蒙武(もうぶ):平山祐介…秦国・将軍。呂氏四柱の一人で、秦随一とも言われる武力を誇る軍事をつかさどる猛将。
■馮忌(ふうき):片岡愛之助…趙国軍・副将。巧みな軍略と優れた知略から「頭脳の馮忌」という異名がある。
■趙荘(ちょうそう):山本耕史…趙国軍・総大将。周到な軍略を網目のように張り巡らせ、執拗に王騎軍を追い込んでいく軍師。
■楊端和(ようたんわ):長澤まさみ…山民族王。山民族からは「山界の死王」と呼ばれている。嬴政とは強固な盟で結ばれている。
■昌平君(しょうへいくん):玉木宏…呂氏四柱の一人で、秦の軍総司令官を務める天才的な軍略家。
呂不韋(りょふい):佐藤浩市…権力を欲しいままにする丞相。元商人として天才的な商才で巨万の富をたくわえ、秦王・嬴政の座を脅かす。
■王騎(おうき):大沢たかお…秦国軍・総大将。秦国六大将軍のひとり。その存在感は秦国武将の中でも別格。
■亜門:浅利陽介…紫夏とともに脱出計画を請け負う闇商人。
■道剣:杉本哲太…敵国に潜入する秦の文官。
蒙毅(もうき):萩原利久…軍師見習い。昌平君の軍師学校で河了貂とともに学ぶ兄弟子。秦の未来を担う若き軍略家。
■澤圭(たくけい):濱津隆之…飛信隊・伍長。頼りなく見える風貌のため、いつも残り物のメンバーで伍を組んでいる。
■沛浪(はいろう):真壁刀義…飛信隊・伍長。百戦錬磨の伍長で、強者を集めて伍を結成する。
■輝蓮(こうれん):栄信…飛信隊。
■竜川(りゅうせん):佳久創…飛信隊随一の怪力の持ち主。巨大なこん棒で敵をなぎ倒していく。
■有義(ゆうぎ):やべきょうすけ…飛信隊。
■渕(えん):田中美央…飛信隊・副長。
■東美(とうび):桜井日奈子…尾平の恋人。
■友里(ゆうり):村川絵梨…尾到の婚約者。
■李牧:小栗旬
■龐煖:吉川晃司
■カイネ:佐久間由衣

 

※追加(興収):公開初日の7月28日から8月27日の31日間で、興行収入(興収)45億9000万円、動員320万人を突破した。配給の東宝が28日、発表した。今年の邦画実写作品で最高の成績だという(8月29日現在)。

 

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