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映画「キングダム2 遥かなる大地へ」(2022)を見る。

キングダム2 遥かなる大地へ」(2022)を見る。原泰久のコミックを実写映画化した「キングダム」シリーズ第2弾で「蛇甘(だかん)平原の戦い」のエピソードを描く歴史アクション。

春秋戦国時代の中国で、秦の玉座をめぐる争いから半年後、大将軍を目指す信が初陣に挑み、羌瘣(きょうかい)らと共に隣国・魏との壮絶な戦いを繰り広げる。監督は前作と同じく佐藤信

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春秋戦国時代、中華の西方の国「秦」。天下の大将軍を目指す少年・信(山崎賢人)が、亡き親友・漂と瓜二つの若き王・嬴政(えいせい、吉沢亮)とともに王宮の内乱を鎮圧した半年後、隣国の「魏」が秦へ侵攻を開始。いよいよ信は初陣に出ることになる。

決戦の地は、蛇甘(だかん)平原。秦軍に歩兵として加わった信は、五人組の「伍」を組むにあたり、戦績がないため残り者で頼りない伍長・澤圭(たくけい、濱津隆之)と組むことになる。

「最弱の伍」の面々は、同郷の尾平(びへい、岡山天音)と尾到(びとう、三浦貴大)の兄弟、そしてまだ子どものような風貌の羌瘣(きょうかい、清野菜名)。

魏の総大将・呉慶(ごけい、小澤征悦)と秦の総大将・麃公(ひょうこう、豊川悦司)が対峙する蛇甘(だかん)平原で、戦いの火ぶたが切って落とされる。

信たちは、無謀な突撃命令を下す縛虎申(ばくこしん、渋川清彦)の隊に配属されるが、戦況は絶望的な惨状だった。

 

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第1作目の「キングダム」は、CGも駆使したスケールの大きなアクション史劇だった。キャラクターでは、独特の言い回しの大沢たかおの存在感や、とくに「ワンダーウーマン」のような長澤まさみのアクションも見ごたえがあった。

「キングダム2」での最大の見どころの一つは羌瘣(きょうかい)役の清野菜名だ。武芸に秀で、頭も切れ、しかもかわいいという非の打ち所がないキャラクター。

子供のころから、アクションに興味があったといい、高校2年生のときに1年間、アクション養成所でアクション監督・坂口拓のもとでボクシングや立ち回り、アクロバットなどの本格的なアクション訓練を受けたというから本格的。

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興行収入は「キングダム」(2019)が57.3億円(2019年公開映画の興収トップ10の9位。実写映画では1位。総合1位「天気の子」)。第2作の「キングダム2 遥かなる大地へ」(2022)が51.6億円(2022年興収ランキング7位、1位「ONE PIECE FILM RED」)。100億円級のアニメには及ばないが、大ヒットとなっている。

ちなみに、第3弾「キングダム 運命の炎」(2023)は初日から3日間で興収10億5,100万円を記録し、初登場首位に輝き、ロケットスタートとなっている。

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気になる撮影ロケ地は、春秋戦国時代ということで、第1作(2019年)の撮影期間約2か月のうち20日間を中国で撮影。第2作は、コロナ化の影響ですべて国内での撮影となった。

戦いのシーンで使われる広大な中国の背景は全てグリーンバックを使用して撮影。その後すべてを置き換えるという気の遠くなるような作業により、最新のVFX技術とCGを最大限駆使して撮影したという。

撮影場所は、長野県を中心(東御市鞍掛(とうみし・くらかけ)や富士見町)で進められていたようだ。全く中国で撮影されたかのようで違和感はなかった。

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