ドラマ「埼玉のホスト」第1話を見た。関東地域中心に深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」で放送開始となったが、動画配信サービス（HULU、Netflixなど）でリアルタイムで見られる。
数年前に埼玉ブームを巻き起こした「翔んで埼玉」の再来を狙ったのかどうか知らないが、地元の埼玉県民にとっては、笑えるネタも多く面白い。舞台が鴻巣（こうのす）。
鴻巣駅は、JR高崎線の駅のひとつだが、大宮、熊谷、浦和などと比較すると、目立たないローカル駅で、ダサいたまと揶揄されるとしたら、その筆頭格（笑）。
第1話は、鴻巣市にあるホストクラブ「Club エーイチ」が舞台だが、赤字続きで、銀行からも利息の返済も滞っており、督促される始末。
そんな中、東京でナンバーワンのホストクラブが買収しようとしていたが、依頼主は明かされずに敏腕女性コンサルタントが登場。借金まみれの赤字ホストクラブを改革すると宣言される。従業員たちは、店の窮状を初めて知るが、オーナーから、買収の話が持ち上がっていると聞かされる。
コンサルタントは買収に立ち向かうために、やってきたといい、ホストクラブの店員を一人一人チェック。一人一人の欠点などを指摘、奮起を促すが、イケメンのスーパーホストを送り込み起死回生を図ると宣言する。
ぐうたら店員の一人が関西弁を話すと、コンサルタントは「出身は鴻巣（こうのす）でしょ！そんな人間が関西弁を話すなんて言うのは極刑ものだ」だった（笑）。
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1話20分ほどの短いドラマ。主演の女性コンサルタントを演じるのは山本千尋。山本は、2022年7月公開の日本映画「キングダム2 遥かなる大地へ」に羌象役で出演しているほか、同じ年、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で大河ドラマ初出演を果たしている。
2013年8月の舞台「時空警察ヴェッカー1983」で女優としてデビュー。翌2014年6月公開の「太秦ライムライト」で映画に初出演しヒロイン役を演じた。2015年の第3回ジャパンアクションアワードでベストアクション女優賞を受賞。
ハリウッドのアクション映画女優への憧れに加えて、2014年11月の「太秦ライムライト」プレミア上映でロサンゼルスを訪れたことで「ハリウッドに行きたい」という思いが強まり、高校卒業後の2015年にアメリカへ留学。ロサンゼルスのアクティングスクールにて演技を学んだ。
中国武術を3歳から習い、武術太極拳選手として世界ジュニア武術選手権大会で金メダルを2度獲得した後、女優へ転身。「新世代アクション女優」として注目を集める（Wiki)。雰囲気は柴咲コウか二階堂ふみといった印象。期待される女優の一人と言えそう。
