昨年暮れに43インチの4K対応液晶テレビを購入した。Netflixの契約も3段階ある中で、最高画質(4K 対応)の月額1,800円(それまでは中クラス=BD画質の1,200円)にグレードアップした。Netflix の今日の隆盛をもたらす礎ともなったアメリカの大ヒットドラマ「ハウス・オブ・カード」(全6シーズン)も4シーズンを見終わるところまで来た。
「ハウス・オブ・カード」は比較的動きのないドラマで画面の動きと字幕が同時に出て違和感がなかったが、アクション映画や、アメリカ以外のドラマなどでは、字幕が1-2秒遅れて、俳優の口調と合っていなかった。DVDやBD(ブルーレイでシスク)の再生は、まったく問題なく見られる。
ということは、パソコン側の問題かと思っていた。
ひょんなことから、Youtube で、Netflixの映画の字幕で「日本語」と「オリジナル言語(英語)」を両方同時に表示できる拡張機能が存在するよという動画をみた。Language Learning with Netflixという語学学習用機能だ。
「あ、これだ!」と椅子から飛びあがった。
この機能を使うためにはブラウザにGoogle Chromeを使うことが必要とあったのだ。Google Chromeは使っているが、
Netflixは、これまで通り、Internet Explorerをブラウザに使っていた!
「Internet ExplorerからGoogle Chromeに切り替えると速度がアップする」と知っていたのに、Netflixは、低速の(やや時代遅れの)Internet Explorerだったので、画面がなめらかでなかったことが判明(笑)。
さっそく、Google Chromeに切り替えて、Netflix映画を見たら、あら不思議、自然に画面が流れ、字幕もピッタリ並行して流れるではないか。
一時は、43インチ4K液晶テレビも有名ブランドのSOXX製でなく、あまり知られていないブランドの最安値製品だったからかとあきらめていたが、そうではなかった。
やれやれ、新幹線の時代に東京から大阪へ行くのに「のぞみ」を利用しないで、普通特急電車で移動しようとしているようなものだった。
液晶テレビは、どのブランドでも性能が変わることはないはずで、車でいえばエンジンの違いだった。