半沢直樹(堺雅人)は、合併前の旧東京第一銀行が箕部幹事長(柄本明)に貸し出した20億円もの融資の実態を探ろうとするが、亡くなった牧野元副頭取(山本亨)が不正な金を受け取っていた証拠を突きつけられ、手を引くことを余儀なくされる。
同じように箕部を追っていた金融庁の黒崎(片岡愛之助)にも箕部の魔の手が伸び、再び国税庁に異動させられてしまう。黒崎が最後に残した「伊勢志摩ステート」というヒントを手がかりに、半沢は伊勢志摩へと飛ぶ。空港で彼を待っていた人物とは…。
伊勢志摩支店の同期の協力を仰ぎ、伊勢志摩ステートの15年前の財務資料を徹底的に調べる半沢。
さらに、思わぬの人物の姿を目撃するのだった。
半沢の疑惑は確信へと変わっていき…。
・・・
第9話で半沢は、与党の幹事長であろうと、頭取であろうと、過去の不正を公にして、謝罪し、顧客のためにバンカーはあるべきと訴える。幹事長は、銀行と政府は持ちつ持たれつなどと勝手な理屈で、地元に空港を建設し、私腹を肥やす。
ウルトラ超極悪
中悪
小悪
憎たらしい面々。
半沢は「箕部幹事長、中野渡頭取、大和田取締役の3人に、借りは返す!1,000倍返しだ」と叫ぶ。極悪人のトップは権勢を誇る箕部幹事長。中野渡頭取も大和田取締役も、幹事長に逆らえず…。
こちらは完全にいい人。金融庁の黒崎検査官。半沢直樹に全面的に協力をする。銀行の中でも閑職の検査部で10年のベテラン、富岡。実は・・・。