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<span itemprop="headline">★俳優・北大路欣也(72):秋の叙勲で「旭日小綬章」受賞。</span>




俳優の北大路欣也(72)が、2015年秋の叙勲で「旭日小綬章」を受章した。
おめでとうございます。

ソフトバンクのCMの犬「カイくん」の声でおなじみだが、昭和の映画スター市川右太衛門の次男として、映画界のサラブレッドのひとり。

1956年(昭和31年)、映画「父子鷹」で勝海舟の少年時代役を演じ、父・右太衛門に付き添われてデビューを果たす。12歳の子役だった。

北大路欣也は「デビューさせていただいてちょうど60年。多くの方の協力がなければ今日まで俳優をできなかった」と感謝の思いを口に。

半沢直樹」の銀行頭取など重厚な役柄から「三匹のおっさん」などコミカルな役まで70代になっても第一線でいまも活躍している。



俳優になると心に決めて父親に伝えた際「何?本当にやるのか」とにらまれたという。「一瞬息がつまったが“やらせてください”と言いました。この世界の厳しさを思ってのことだと思う。父の言葉は今も胸に響いています」「何かオファーがあれば、ふさわしいものであれば何でもやらせてほしい」。力強い目は“いまだ通過点”と物語る。


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映画では数々の名作に出演しているが、中でも「八甲田山」(1977)の”雪中行軍隊”(弘前~青森ルート)の神田大尉を演じ「天は我々を見放した」のセリフは、当時流行語にもなり、印象に残る。

仁義なき戦い」の第1作を見て感激し、第二部「仁義なき戦い 広島死闘編」に出演、シリーズ最終となる「完結編」にも出演を果たした。

ドラマ「華麗なる一族」では、万俵大介(銀行頭取)役で、一家の
長を演じて貫禄を見せつけた。キムタクが息子役だった。

”カイくん”の声はしばらく続きそうだが、ドラマでもこれから重厚な役で存在感を見せてくれることになりそうだ。



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