TVアニメ「鬼滅の刃(きめつのやいば)」1話「残酷」を見た。fpdがアニメを?(笑)。世間をざわつかせているアニメなら、見る価値はあると思い取り急ぎ第1話を見た。面白い。ただ登場人物の名前が難解で覚えにくい。
「鬼滅の刃」は、人喰い鬼がすむ大正時代の日本を舞台に、心優しき少年・炭治郎(たんじろう)が家族を殺した鬼を討つため、鬼に変貌した妹・禰豆子(ねずこ)を元に戻すために、“鬼狩り”の道へと進む姿を描く。
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時は大正。この物語の主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)は、家族とともに山でつつましくも幸せな日々をおくっていた。ある日、町で炭を売りに出かけた炭治郎が山に戻ると、家族は鬼に襲われ血だまりの中で絶命していた。
唯一、一命をとりとめていた妹・禰豆子(ねずこ)だけだった。禰豆子は「鬼滅の刃」に登場するヒロインである。雪の日に鬼の首魁(しゅかい=首謀者)である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)によって鬼にされてしまう。通常、鬼になってしまった者は人間を襲ってしまうが、禰豆子は兄である炭治郎を守ろうとし、生かされた。それから禰豆子は炭治郎と一緒に鬼を討ち、人間に戻る方法を探す旅に出るのだった。
炭治郎は、町に行くと、炭を売ったりするほか、雑用などを頼まれると器用にこなし、重宝がられているようだ。炭治郎は、鼻が利くことにも優れている。普通の家庭で生まれ育った割には、戦闘能力盛るところを見せている。
鬼を狩る人の攻撃を避けたり、斧の時間差攻撃をしかけたり、相手からも一目を置かれるのだ。
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オリエンタルラジオの中田敦彦「YouTube大学」で、先日「鬼滅の刃」について大ヒットの分析をしていた。「週刊少年ジャンプ」での連載開始は2016年2月だが、すぐ爆発的に売れたわけではない。
社会現象レベルの大ヒットとなったのは、2019年4月~9月に放送したアニメ版の評判による。放送期間を過ぎてもAmazonプライムなどで一気に視聴でき、次々と新しいファンを獲得した。
中田によると、LiSAの歌うアニメ主題歌「紅蓮華(ぐれんげ)」がヒットの一因だろうという。というのも、多くの著名人が「紅蓮華」のカバー動画をネットに投稿。広瀬香美やポルノグラフィティ・岡野昭仁などの大物アーティスト、流れ星ちゅうえいやロンドンブーツ淳などの人気お笑い芸人のほか、ユーチューバーも多数動画をあげ、盛り上がった。
このアニメの大ヒットで漫画単行本の累計売り上げ冊数は、それまでの500万部から6000万部へ飛躍的に伸びたという。ろ・ろ・六千万部! ということで、1話を見るに至った次第。
「少年ジャンプ」以来のコアなファン、テレビ・アニメによる新たなファンに支持される「鬼滅の刃」は劇場版が10月16日に公開される。
劇場版は、2019年4月より2クール(全26話)放送されたテレビアニメの続編。“竈門炭治郎 立志編”の物語が幕を閉じ、主人公・竈門炭治郎とその仲間たちが“無限列車”に乗り込むシーンで終了したテレビアニメ最終話からつながるストーリーとなる。