日本テレビ系映画特選番組「金曜ロードショー」で不朽の巨編「タイタニック」が5月7日と14日の2週連続で放送される。 同番組の恒例企画「みたい映画リクエスト」による第4弾となる作品。
ちなみに第1弾は「天使にラブ・ソングを…」、第2弾は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ、第3弾は「E.T.」「プラダを着た悪魔」だった。
「タイタニック」は、1997年に公開され、世界的な大ヒットとなった20世紀を代表するラブストーリー。日本でも当時、歴代興行収入1位となる262億円を記録。依然として洋画では歴代1位、実写作品でもトップをキープし続けている。
■日本の歴代興行収入ランキング(一般社団法人日本映画製作者連盟統計より)
1 「鬼滅の刃 無限列車編」(アニメ、2020)
2 「千と千尋の神隠し」 (アニメ、2001)
3 「タイタニック」 (実写、1997)
4 「アナと雪の女王」(アニメ、2013)
5 「君の名は。」 (アニメ、2016)
「タイタニック」はジェームズ・キャメロン監督が、20世紀最大の海難事故と言われたタイタニック号沈没事故の史実をもとに描いた超大作。
主人公ジャックを演じたレオナルド・ディカプリオ(46)は当時22歳で一躍名前を世界に知らしめ日本でも「レオ様ブーム」が起こるなど社会現象を生んだ。
第70回アカデミー賞では、作品賞、監督賞を始め11部門を受賞。
11部門受賞というのは歴代最多で「ベン・ハー」(1959)に次ぎ2作品目だった。その後「ロード・オブ・ザ・リング」(2001)が加わり3作品となった。
「タイタニック」のストーリーは、画家を目指す奔放な青年ジャックと上流階級の娘ローズは、不沈と言われた豪華客船タイタニック号の船上で出会う。
2人は身分の差を超え次第にひかれ合うが、それもつかの間、タイタニック号に沈没の危機が訪れようとしていた。果たして、2人の運命は…。
放送は吹き替え版(ふ・ふ・吹き替え?)となる。ディカプリオ演じるジャックは、エヴァンゲリオンシリーズの渚カヲル役や「鬼滅の刃」の猗窩座役の、石田彰(2003年製作素材)。
一大ブームを引き起こした劇場公開当時から既に20年以上。本作を見たことがないと言う若い世代も多いはずで、定番映画の一つで視聴率は上がるかもしれない。
KADOKAWA「世界名作シネマ全集」では「第1号」に「風と共に去りぬ」とともに収められている(豪華装丁本とDVDセット)。正規に購入すると3,048円だが、BookOffを覗いたら確か500円前後で販売していたので購入。興味のない人は素通りだが、この全集のほかの号も格安だったので複数購入した。まさに掘り出し物だった。
記事で紹介しつつも吹き替え版なので、見る予定はなし。吹き替え版でも見るという人はご覧ください(笑)。