けさのNHKテレビ「桂文枝の演芸図鑑」をチラ見していたら、ゲストが浜美枝だった。桂文枝が「007(ダブルオーセブン)への出演は大きかったですか」と浜美枝に聞いていた。浜美枝が「007」に出演するきっかけとなったのは、映画の関係者が「キングコング対ゴジラ」(1962)を見て、出演していた若林映子と浜美枝をセットでオファーしたようだ。
浜美枝:「007は女優として転機になりました。ショーン・コネリーさんと共演できたのは幸せでした。何か困ったことがあったら、言ってくれと肩に手をかけてくれました」。
その当時、日本での映画の撮影といえば、掛け持ちで月に1本のペースで映画に出演していたという浜美枝。007では3ヶ月間の撮影だったという。
宿泊先は、ロンドンの一流ホテルだったといい、普通の衣装(カジュアル)でホテルに入ろうとしたら、映画関係者から、ダメ出しが出たというのだ。すぐに、6種類もの豪華衣装が届けられたというから驚きだ。
浜美枝:「ボンドガールは、プラベートも映画も区別がなかった」と述懐する。